Event

CAMP

translations|戦争について

2012.11.08—2013.07.08

★blanClass拡張計画
CAMPtranslations戦争について]

戦争について複数の言語で話し合います。

1: あなたにとっての戦争のイメージとは?
2: あなたにとっての戦争を考える経験とは何か?
3: 戦争はアートにどのような影響を与えているのか?
4: 戦争を別の言葉で言い換えてみるとどうなるか?
5: 戦争はどこで起こっていて、なにがそれを引き起こすのか?
6: 戦争はいつ終わるのか?
7: 戦争がなかったらどういう世界があると思いますか?
8: 戦争について話し合うことはどういうことなのか?

CAMP translationsは、毎月1回のペースで木曜日に開催しました。

[戦争について#1

出演:Okin Collective(アーティストグループ)/粟田大輔(美術批評)/小林晴夫(blanClassディレクター/ アーティスト)/水田紗弥子(キュレーター)

日程:2012年11月8日(木)20:00~22:00 ※開場は19:00
参加費:1,200円/1,000円(学生)
場所:blanClass 定員:30人(予約制)
言語:韓国語、日本語(日韓逐次通訳)

[戦争について#2

メイヤ・チェン(キュレーター)/小泉明郎(アーティスト)/長内綾子(キュレーター)

日時:2012年12月13日(木)19:30~22:00 ※開場は19:00
参加費:1,200円/1,000円(学生) ※予約不要
場所:blanClass 定員:30人(予約制)
言語:英語、日本語(日英逐次通訳) 

日時:2013年1月24日(木)(延期)
毎回外国在住のゲストとスカイプで翻訳を介してトークするシリーズですが、今回どうしても先方の日程が合いませんでした。2月か3月に別の日程で延期しますが、詳細が決まり次第、告知します。

[戦争について#3]

ミン・ウンギ|Woon-gi Min(Space Beam community)/水田紗弥子(キュレーター)

SPACE BEAM community、ディレクターのミン・ウンギ氏へのインタビュー
(2013年2月7日、SPACE BEAM communityにて)
聞き手/構成:水田紗弥子

日時:2013年2月28日(木)19:30~22:00 ※開場は19:00
参加費:1,200円/1,000円(学生)
場所:blanClass 定員:30人(予約制)
言語:韓国語、日本語(日韓逐次通訳:李智希|Jihee Lee) 

[戦争について #4]

兵役について:張 立人(アーティスト)/呉 其育(アーティスト)/葉 佳蓉(キュレーター)/佐々 瞬(アーティスト)/藤井 光(美術家/映画監督)/後藤桜子(アーティスト)

〈横浜〉
日時:2013年3月28日(木)20:00~22:00 ※開場は19:30
参加費:1,200円/1,000円(学生)
場所:blanClass 定員:30人(予約制)
言語:英語、中国語、日本語

〈台北〉
日時:2013年3月28日(木)19:00~21:00 ※開場は18:30
場所:TCAC(10666 台北市大安區安東街19-1號)
言語:英語、中国語、日本語

★Anthology #1 at BankART Mini
[戦争について#5]

ウォレン・ルン(アーティスト)、ジョアオ・バスコ・パイヴァ(アーティスト)、サラ・ウォン(アーティスト)、小林晴夫(blanClassディレクター、アーティスト)、ユミソン(アーティスト)、長谷川仁美(MIACAファウンディングディレクター、キュレーター)

日時:2013年4月25日(木)19:30
一般:1,200円/学生:1,000円
会場:BankART Studio NYK 1F / BankART Mini
定員:30人(予約制)

[戦争について #6]

今回はこれまでの「translations / 戦争について」を振り返りながら、戦争について考えます。

日時:2013年5月24日(金)19:30~22:00 ※開場は19:00
参加費:1,200円/1,000円(学生)
場所:blanClass 定員:30人(予約制) 
言語:日本語

[戦争について #7|Seoul Decadence – Joke and Power]

Okin Collective(アーティストグループ)、水田紗弥子(キュレーター)

今回の「translations / 戦争について」は、Okin Collectiveの新作”Seoul Decadence”から考えます。事実が不特定の誰かによってコントロールされること、権力のシステムについてが、Okin Collectiveの作品の関心とテーマの一つにあります。それはある種、現代の民主主義のなかでの「戦い」のようなものではないでしょうか。諸事情により”Seoul Decadence”の上映などはできませんが、以下の作品についてのステートメントを事前にお読みにいただき、ご参加ください。当日はUstreamの配信も行う予定です。

日時:2013年6月7日(金)19:30~22:00
参加費:1,200円/1,000円(学生)
場所:blanClass 定員:30人(予約制)
言語:韓国語、日本語(日韓逐次通訳:李 智希|Jihee Lee)

Okin Collective_Seoul Decadence_Single Channel Video, HD_00:48:00_2013
Actors_Hanchang Lim, Jung-geun

https://okinokin.tumblr.com/post/50310345251/new-work-%EC%84%9C%EC%9A%B8-%EB%8D%B0%EC%B9%B4%EB%8B%B9%EC%8A%A4-seoul-decadence-2013

大韓民国の国民であり、ツイッターのユーザーであるPが、北朝鮮の祖国平和統一委員会の公式ツイッターについて言及しリツイートなどを行った。2011年9月21日に、Pの家は京畿地方警察庁に差し押さえられた。その後の14ヶ月間の間に、彼は国家保安法の下で利敵行為を行っているとして一連の捜査と裁判を経験した。
最高裁判所によると、Pは北朝鮮のメディアであるUriminzokkiriのYouTubeやツイッターアカウントなどのウェブサイトから”利敵”素材を入手しそれを配布したことによって国家保安法を侵害した。このような行為を行うことによって、検察側はPが北朝鮮と手を結んでいると見なしている。しかし、オンラインとオフラインの両方のPの友人の意見は、裁判所との意見とかなり食い違っていた。決議は最初の裁判でのPの最終弁論とも一致しなかった。その当時、Pは24歳で父の与えたカメラスタジオを運営していた。そして北朝鮮のアカウントについて言及したツイートの”流布”は、彼の日常の部分も交えた、時には度を超えるようなジョークを含むものだった。
Okin Collectiveは、Pの声明と裁判の決定に大きな相違点に関して疑問を抱いている。Pの声明は一語一語見解を述べたものではないかもしれない。また、彼の態度とジェスチャーは韓国の裁判所には適していないのかもしれない。そして彼の見た目にどこかしら違和感があるのかもしれない。
Seoul Decadanceは、Okin Collectiveの、Pの声明の本来の意味を伝える取り組みの記録である。プロフェッショナルのトレーナーを招き、最大限に正しくかつ効果的にPの声明が伝わるにはどのような振る舞いをしたらよいのか教えを受けた。最近、Pは裁判所へ控訴をしており、二審は2013年4月23日に始まり、進行中である。
Seoul DecadanceというOkin Collectiveの作品のタイトルは、Pのツイッターアカウントから名付けられている。

[戦争について #8]

増本泰斗(アーティスト)、葉 佳蓉(コーディネーター)、後藤桜子(アーティスト)

「translations/戦争について#8」では、アーティストの増本泰斗氏を招き、パフォーマンスやディスカッションを通して、会場の参加者が個々に戦争に対するイメージを捉え直すことを試みます。
スカイプで中継された両会場の参加者が一緒にパフォーマンス(エクササイズ)を行い、その後体験を通して得られた問いや考えを話し合いながら、戦争のイメージについての思考の技術や考え方、そしてイメージに対峙するときに可能な芸術の応用性について探っていきます。

〈横浜〉
日時:2013年7月5日(金)19:00~22:00 ※開場は18:30
参加費:1,200円/1,000円(学生)
場所:blanClass 定員:30人(予約制)
言語:中国語、日本語
※19:00~20:30までワークショップを行い、~22:00までディスカッションを行います。

〈台北〉
日時:2013年7月5日(金)18:00~21:00 ※開場は17:30
場所:TCAC(10666 台北市大安區安東街19-1號)
言語:中国語、日本語
※18:00~19:30までワークショップを行い、~21:00までディスカッションを行います。


【 予約方法 】
〈予約フォーム〉
コチラからお願いします。
http://bit.ly/LXO3ao

〈メール〉
メールのタイトルを「キャンプ予約」とし、イベント名/氏名/メールアドレス/予約人数を明記したメールを下記のアドレスまでお送りください。24時間以内にこちらから予約確認のメールをお送りいたします。予約をキャンセルされる場合は事前にご連絡をいただると助かります。

notesoncamp(at)gmail.com
※「(at)」を「@」に変更して、以下を明記してお送りください。
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〈メールのタイトル〉
キャンプ予約
〈メールの本文〉
(1)イベント名:「◯◯◯◯◯◯◯◯」
(2)氏名:◯◯◯◯
(3)メールアドレス:◯◯◯◯@◯◯.◯
(4)参加人数:◯人
===

〈当日の予約について〉
予約受付を終了していなければ可能です。予約確認のメールをお送りできないことがありますが、お気軽にお越しください。会場の準備などがありますので、お知らせいただけると助かります。ご協力よろしくお願いいたします。


オキン・コレクティヴ Okin Collective
Okin Collective is an artists’ group, which consists of Hwayong Kim, Shiu Jin, Joungmin Yi, named after Okin Apartment complex in Jongno-gu, Seoul. In July 2009, a group of artists visited one of their colleagues who lived in the complex, which was set to be torn down soon. It was during this evictiion process that they began exploring the tragedy surrounding the other tenants’ situation in the name of a redevelopment project, with traces of those who had already moved out from the complex still lingering. It was also a way of looking into how the historicity, speed, and avaricious urban planning taking place in Seoul and damaging people’s lives. Thus, it was during this time when Okin Collective was formed.
In the midst of the city’s redevelopment project, no space is exempt from receiving “death sentences” out of the blue in the form of forced evictions and harassing situations. What Okin Collective considers most important is not raising pros and cons on the redevelopment project, or even the specific interests of the community members, but rather in broadening people’s views and attitude about such incidents. Though the collective was started in one particular place, the activities of Okin Collective center on remembering multiple “Okin”s which continue to take place all around Seoul even after Okin Apartments was torn down. This can be accomplished by exploring your city, being kind to others, carrying out your own research, taking part in entertainment activities, and tenderly bringing together art and everyday life. As a result, Okin Collective is still pursuing these activities which they are very concerned about.
The group has had two solo exhibitions since its inception, including “Okin OPEN SITE” at Okin apartments, Seoul(2010) and “Concrete Island” at Takeout Drawing(2010). For group exhibitions, it has participated in “Random Access” at the NJP Art Center, Yongin(2010), “Public Discourse Sphere: Aftereffects of Neo-liberalism” at Alternative Space Loop, Seoul(2011), “The R-19 Performance Relay” at Alternative Space Loop, Seoul(2011), “Life, No Peace, Only Adventure” at Busan National Museum of Art, Busan(2011-2012), “The Forces Behind” at Doosan Gallery(2012) and more. The collective has run Okin Collective Internet radio station [STUDIO+82](http://okin.cc) since September 2010.
http://okin.cc

粟田 大輔 Daisuke AWATA
1977年生まれ。美術批評。2011年に立ち上げたアート専門のインターネット放送局「comos-tv」の運営メンバー。論考に「書き換えられるシステム」、「ポスト消費社会と映像の再生産」などがある。

小林 晴夫 Haruo KOBAYASHI
1968年神奈川県生まれ。1992年よりBゼミ(現代美術の学習システム)の運営に参加。2001年所長に就任、2004年の休業までBゼミの運営をする。2009年元Bゼミの場所でblanClassを創立、芸術を発信する場として活動をはじめる。現在、土曜日の夜に「blanClass+night(現 Live ART)」というワンナイトショーと公開インタビューを企画運営、ほぼ毎回その模様をWEBにて生放送している。作家活動は個展に「Planning of Dance」(2000・ギャラリー手・東京)、「雪 – snow」(2001・ガレリエsol・東京)。グループ展に「SAPアートイング東京2001」(2001・セゾンアートプログラム・東京)、パフォーマンスに「小林 晴夫 & blanClass performers [Traffic on the table]」(2011・新・港村blanClassブース・神奈川)などがある。編著に「market by market 12 – スカイホーク特集」(1997・マーケット発行)、「Bゼミ -[新しい表現の学習]の歴史」(2005・BankART1929発行)がある。また2009年「原口典之 社会と物質」(芸術批評誌 REAR no.22)を執筆。
https://blanclass.com

水田 紗弥子 Sayako MIZUTA
1981年生まれ。武蔵野美術大学大学院芸術文化政策コース修了。若手アーティスト支援の仕事を経てインディペンデント・キュレーター。展覧会企画として、シリーズ企画展覧会「入る旅人 出る旅人」(2012)「皮膚と地図Ⅱ – 記憶と時間への近づき方」(新宿眼科画廊/2011)、「皮膚と地図 – 4名のアーティストによる身体と知覚への試み」(あいちトリエンナーレ入選企画/2010)、共同企画「柔らかな器」がある。韓国のGyeonggi Creation Centerにリサーチのため滞在。2012年6月-8月Tokyo Art BeatとART遊覧で展覧会レビューを寄稿。「comos-tv」の企画・運営にも関わる。

メイヤ・チェン Meiya CHENG
Meiya Cheng’s research focuses on issues facing cultural production including conditions of exhibitions, the role of existing art institutions and cultural policies that shape the environment surrounding this work. Based on field research in Asia, Cheng initiated the institution Taipei Contemporary Art Center in 2009 with a group of activists, curators and artists to express the necessity of independent, non-profit institutions to serve the art community and to create a base for experimental art practices in Taipei. In addition to this work in the public realm, she also curates and conducts research on art projects in the technological age.
Meiya Cheng is an independent curator and cultural organizer based in Taipei, previously working at MOCA. She has published articles in Artco magazine, Art and Investment and Broadsheet. Recent projects include Taipei Contemporary Art Center, co-founded with a group of activists, artists and curators in 2009; Augmenting the World, a curatorial project for the 6th Taipei Digital Art Festival; and Trading Futures, co-curated with Pauline Yao, TCAC.

小泉 明郎 Meiro KOIZUMI
1976年群馬県生まれ、横浜市在住。2002年チェルシー・カレッジ(ロンドン)卒業。2001年ベックス・フューチャー2 学生フィルム・ヴィデオ部門大賞受賞(ロンドン)。2003年アーカスプロジェクト参加。2005~2006年ライクスアカデミー(アムステルダム)のアーティスト・イン・レジデンス参加。主な個展に、森美術館「MAM Project 009:小泉明郎」展(2009)、アート・スペース「Broken Hero, Beautiful Afternoon」展(2011/シドニー)、アネット・ゲリンク・ギャラリー「Defect in Vision」展(2012/アムステルダム)がある。また、近年の主なグループ展に、第二回南京トリエンナーレ(2008)、サントリーミュージアム「レゾナンス」展(2010)、第一回愛知トリエンナーレ(2010)、メディアシティソウル(2010)、リバプール・ビエンナーレ (2010)、原美術館「アート・スコープ2009-2011 インヴィジブル・メモリーズ」展(2011)などがある。
http://www.meirokoizumi.com/

長内 綾子 Ayako OSANAI
1976年北海道生まれ。武蔵野美術大学造形学部建築学科卒。東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻1年在籍。フリーランスのデザイナーとして活動の傍ら、2004年、アーティストの岩井優らとSurvivart(サバイバート)を立ち上げ、トークや若手アーティストの展覧会を企画。一方で、日韓交流展「POINT」(韓国:Alternative Space LOOP、日本:京都芸術センター)、「Re:Membering」(韓国:Doosan Art Center 他)、大邱写真ビエンナーレ2012(韓国大邱市)では住友文彦氏のアシスタント・キュレーターを務めた。また、3331 Arts Chiyoda プレオープン時よりプログラム・コーディネーターとして、主催事業の展覧会やイベントの企画・運営に携わり、2011年9月に離職。震災以降、毎月東北を訪れる中で、復興へと向かうまちや人々の営みに関心を持ち、そこへ自身の身も投じてみたいという思いから2011年11月、仙台へ移住。コーディネーター、アートディレクター、デザイナーなど、その場に応じた役割で日々の生活を送りつつ、自宅の一軒家を『全部・穴・会館<ホール>』と命名し、2012年1月より不定期でアーティスト・トークや映像作品の上映会などを行っている。

ミン・ウンギ Woon-gi MIN
アートディレクター。2002年韓国のインチョン、グウォルドンにオルタナティブ・スペース「Space Beam community」を設立。2007年に東インチョンのペダリ地区にある醸造所の建物に移転。地域性、公共性、自律性を基本にディレクションをする。
http://www.spacebeam.net/

張 立人 チャン・リーレン
1983年生まれ。2006年國立台灣藝術大學卒業、2008年から台南藝術大學造形研究所。主な展示に「真真-當代超常經驗展(TRUE ILLUSION, ILLUSORY TRUTH)」(台北市立美術館、台北、2013)、「安全區」(鳳甲美術館、台北、2012)、「Parts and Whole – Today’s Perspectives in Art from East Asia」(Hiromiyoshii、東京、2011)、「渾變-台日交流展」(關渡美術館、台北、2011)他多数。

呉 其育 ウー・チーユー
1986年生まれ。2011年國立台北藝術大學卒業。個展に「蒼蠅疤:一萬個存在」(2011、非常廟藝文空間(VT Art Salon)、台北)。主な展示に、「綠盒子:重繪形貌-媒體現實的空間(GREENBOX: REMAPPING – THE SPACE OF MEDIA REALITY)」(天鴻美和院文化藝術發展中心、杭州、2013)、「第九屆釜山國際錄像藝術節(9th Busan International video festival)」(Openspace Bae、釜山、2012)、「心動EMU(Crush on EMU)」(台北當代藝術館、台北、2012)、「渾變-台日交流展」(關渡美術館、台北、2011)他多数。

葉 佳蓉 ゾイ・イエ
1985年生まれ。2012年國立台北藝術大學卒業。インディペンデントキュレーター。主な活動に「Transparent Refraction」(tamtamArt、ベルリン、2011)、「Living in an Out-Of-Place」(鳳甲美術館、台北、2011)、「Taipei Discomfort’s Calling」(House of Arts、ブルノ、2011)、「Little Voices」(台北、2010)。主な著書に『田, Field, Policko』(共著)、オンラインマガジン「GAZE」(http://www.gaze-upon.com/)がある。
http://zoecjyeh.wordpress.com/

佐々 瞬 Shun SASA
1986年宮城県生まれ、東京都在住。音、構造物、テクストなどがあわさる多層的な表現により、フィクションと現実、異なる時空を交差させ、「現在」を複数の豊かな可能性の中に開く。近年は、展示とパフォーマンスを組み合わせた活動も行う。主な参加展覧会に、「No Man’s Land」(在日フランス大使館、東京、2009年)、「大邱フォトビエンナーレ2012 Dance on a Thin Line」(大邱芸術発展所、韓国、2012年)、「MOTアニュアル2012」(東京都現代美術館、2012年)など。
http://www.sasashun.com/

藤井 光 Hikaru FUJII
1976年東京都生まれ。同地在住。パリ第8大学美学・芸術第三博士課程DEA卒。1995年渡仏。2005年帰国以降、現代日本の社会政治状況を直截的に扱う表現活動へと転換。
http://hikarufujii.com/

ウォレン・ルン(チ・ウォ・レン)梁 志和 Warren LEUNG / Chi Wo Leung a.k.a.
ウォレン・ルンは1968年生まれ、香港在住。アートセンターパラサイトの設立者であり、これまでベニスビエンナーレ、広州トリエンナーレ、光州ビエンナーレ、ミュージアムカルティエ(ウィーン)などなど早い時期か国際的に活躍していた香港のアーティストのひとりである。香港城市大学准教授でもある。札幌でレジデンスプログラムに参加したり、横浜トリエンナーレのトークのパネルで来日したこともある。作品形態はインスタレーション、テキスト、写真、プロジェクトーベースド、サウンドインスタレーションなど多岐に渡り、香港の日本侵攻についての言説を詩的にとりあげた作品や、若くして亡くなった人たちの手紙やインタビューをテーマにした音の作品、香港の高層ビルのランドスケープの空の部分だけを撮った写真作品などがある。
http://www.leungchiwo.com/

ジョアオ・バスコ・パイヴァ João Vasco PAVIA
バスコ・パイヴァは1979年ポルトガル生まれ、香港在住。香港城市大学のスクールオブクリエィティブメディア卒業。作品はインスタレーション、ヴィデオ、オーディオビジュアルパフォーマンスなど多岐にわたり、日常の現象や事象などランダムな事柄をビデオなどの美学的枠組みに転用したもの。これまでサーチギャラリー(ロンドン)、パラサイト(香港)、シャージャアートファウンデーション(シャージャ)、ICI(ニューヨーク)などで展示している。
http://www.joaovascopaivastudio.com/

サラ・ウォン Sara WONG
ランドスケープデザイナー、エデュケイター、アーティスト。ウォレン・ルンとともに1990年代から作家として活動、パラサイトのファウンダー。香港在住。
https://www.para-site.art/

ユミ ソン Yumi SONG
ふにゃこふにゃお/現代美術家/福島県福島市土湯温泉町にて、2013年9〜10月に行われる『土湯アラフドアートアニュアル2013』(http://arafudo.net/)の総合ディレクターを務める/東京大学大学院情報学環教育部非常勤講師/主にインスタレーションやプロジェクト型の作品を各地で制作しながら、東京で猫と暮らす。
http://yumisong.net/

長谷川 仁美 Hitomi HASEGAWA
MIACAファウンディングディレクター、キュレーター。香港在住。香港城市大学博士課程在学中。香港政府奨学生。2010年文化庁在外派遣制度にて香港アジアアートアーカイブの客員研究員。2児の母。会社も経営。
http://www.miaca.org/

後藤 桜子 Oko GOTO
1986年生まれ。ゴールドスミスBAファインアート学科(Studio Practice and Contemporary Critical Studies)卒業。2009年から都内G/P+g3/ gallery、art beat publishers勤務。主な活動に、「Otto Ou solo exhibition」(jubilee Gallery、名古屋、2011)、「Urbania Collective: GSK Contemporary」(The Royal Academy of Arts、ロンドン、2008)、『Invisible Man / Paper』(Vol.1 – 3)の発行など。

増本 泰斗 Yasuto MASUMOTO
1981年広島県生まれ。2006年東京工芸大学大学院修士課程メディアアート専攻写真領域修了。2007年~2008年ポルトガル・リスボン在住。主な展覧会に「クリテリオム83」(水戸芸術館/水戸/2012)、「Blue, Red, White and Yellow」(観察社/広州/2011)、「No Soul For Sale」(テートモダン/ロンドン/2010)「56th Oberhausen International Short Film Festival」(ドイツ/2010)など。
http://www.yasutomasumoto.com

CAMP
同時代のアートについて考えることを目的としています。アーティストやキュレーター、ディレクター、批評家、研究者、学生などと関わりながら、トークイベントや展覧会、パーティーなどを開催しています。
http://ca-mp.blogspot.com/