Event

今井しほか+大石一貴

影を描く、影を送る #2

2024.05.25

☆blanClass+神村 恵[身ひとつで生きる]@BankART Life7⑩
影送り今井しほか+大石一貴[影を描く、影を送る #2]

ゲーテは言った“光あるところに影あり”
文学世界において、しばしば「影」は主の分身として語られ、影が有るか無いかによってその者の真の存在を確かめる。つまり「影」は常に「実物」と等しく存在するのだ。ゲーテの語呂を拝借して言ってみよう。“影あるところに実物あり”
もしも「影」そのものを描いたとしたら…実物なくして描かれた影は、まるで主を失った分身のように街を彷徨って
しまうだろう。
このイベントでは、ペンで描いた図を「影」と見立てて、参加者と一緒に街の中で影送りをします。人の目の残像現象を用いた遊び「影送り」。数秒間瞬きをせず、影を見続けた後に空を見上げると、大きな像が空に現れます。描かれた「影」の実像を空に見つけるイベントです。

日程:2024年5月25日(土)19:00ー21:00
集合:19:00[120分程度]  
定員:15名
参加費:¥1,000
受付・集合場所:BankART station(集合してから出発点まで30分ほど移動します。)

今井しほか+大石一貴[影を描く、影を送る 2] 2024.5.25 – 身ひとつで生きる(blanClass+神村 恵)
今井しほか+大石一貴[影を描く、影を送る 2]after talk – 2024.5.25 – 身ひとつで生きる(blanClass+神村 恵)

補足:【ちいちゃんのかげおくりあらすじ】 お父さんが出征する前の日のことです。先祖のお墓参りに行った帰り道、ちいちゃんのお父さんは家族に「かげおくり」の遊びを教えてくれました。 体の弱いお父さんを戦争に送り、家族3人の暮らしが始まったある夏のこと、ちいちゃん一家は空襲に出会います。空襲で焼け出されたちいちゃんは一人ぼっちになり、最後に家族と行った影送りをします。 https://www.ehonnavi.net/sp/sp_ehon00.asp?no=1601&spf=1


大石一貴 OISHI Kazuki
彫刻家 1993年山口県生まれ。個展に「Voyager is with you」(Art Center Ongoing、東京、2023)、「For instance,Humidity」(sandwich.gallery CFP、ルーマニア、ブカレスト、2022)など。
https://www.kazukioishi.com/

今井しほか IMAI Shihoka
アーティスト 1995年東京都生まれ。発表に「不在を訪ねる」(スペースくらげ、神奈川、2023)、「#SP_RING_2023」(秋田公立美術大学、秋田、2023)など。
https://imai-shihoka.studio.site/

今井しほか+大石一貴 IMAI Shihoka + OISHI Kazuki
2023年8月「光を測る」電気神殿メタコイノン(東京)にて共作展示。


blanClass+神村恵「身ひとつで生きる」@BankART Life7

https://blanclass.com/bankart-life7 (特設サイト)
https://blanclass.com/ja/events/20240315-20240609/(アーカイブ)

blanClassがBankART Life7(ヨコトリの連携プログラム)に出張参加します。BankART Stationの展示にも参加しますが、2019年の休業以来、久しぶりにblanClassのLive Artが復活しました。今回のLive Artはツアー型。共同ディレクションに振付家でダンサーの神村恵を迎え、6組のアーティストと一緒に「身ひとつ」をキーワードに、都市を巡るイベントを開催。その様子は、随時BankART StationでのArchive展示に反映しました。

Archive 展示
BankART Life7「UrbanNesting:再び都市に棲む」の入口付近にblanClassのブースを設置、ブース内ではLive Artツアーの アーカイブのほかに「奥能登アートクラフト」の展示 +shopも併設。
会場: BankART Station 〒220-0012 横浜市西区みなとみらい5丁目1 新高島駅 B1F
展示期間: 2024年3月15日(金)〜6月9日(日)11:00〜19:00
休館日: 木曜日[4/4、5/2、6/6を除く]
料金:BankART Life7パスポート 一般 ¥1,000/高校生以下 無料(ヨコトリとのセット券もあります)

Live Artツアー
受付・集合場所:BankART Station
〒220-0012 横浜市西区みなとみらい5丁目1 新高島駅 B1F
日程:毎週土曜日(3月23日〜6月8日)全12回 
参加費:1,000円
参加費のほかにBankART Life7パスポートが必要です。
予約:https://bankartlife7-blanclass.peatix.com/
お問合せ:event@bankart1929.com


BankART Life7「UrbanNesting:再び都市に棲む」

BankART Life7は、第8回横浜トリエンナーレ連携事業。みなとみらい線「新高島駅」地下1階に広がる大空間「BankART Station」を起点として、みなとみらい21地区、関内地区、ヨコハマポートサイド周辺地区の3つのエリアの日常空間に作品を展開する展覧会。さらに多様なガイドによる「ツアー」も開催された。

会場:BankART Station+周辺各所(関内地区/みなとみらい21地区/ヨコハマポートサイド周辺地区)
会期:2024年3月15日[金]〜6月9日[日]
時間:11:00〜19:00(BankART Station)
休館日:木曜日[4/4、5/2、6/6を除く](BankART Station)
料金:BankART Life7単体パスポート 一般 ¥1,000/高校生以下 無料
セット券(横浜トリエンナーレ+BankART+黄金町バザール)
一般3,300円(3,200円)/横浜市民3,100円(3,000円)/学生2,000円 ( )は前売料金
※BankART Life7と黄金町バザール2024はパスポート制

主催:BankART1929
共催:横浜市にぎわいスポーツ文化局、
横浜トリエンナーレ組織委員会(馬車道駅コンコース作品のみ)、パシフィコ横浜(ぷかりさん橋会場のみ)、ヨコハマポートサイド街づくり協議会(ヨコハマポートサイド周辺地区のみ)
協力:横浜高速鉄道株式会社、株式会社ココラボ、株式会社青柳建設、Yokoito Additive Manufacturing、株式会社鈴木事務所(YSDO)、カモ井加工紙株式会社、株式会社カシマ、The Third Gallery Aya、Yumiko Chiba Associates、ANOMALY、KAYOKOYUKI 、一般社団法人HAPSほか
その他:作品設置に関係いただいた施設・店舗関係者の皆様、ツアーにご協力いただいた皆様
連携事業:第8回横浜トリエンナーレ