Event

今瀬風韻/加藤修央/高畑圭介/萩のゆき/山田睦美

身ひとつと、ひとりひとりの明日の話

2024.05.05

★奥能登震災応援プロジェクト/☆blanClass+神村 恵[身ひとつで生きる]関連企画
トークイベント[身ひとつと、ひとりひとりの明日の話]

「身ひとつで生きる~奥能登アートクラフト」は、2024 年元旦に起こった能登半島地震で被災した奥能登のクラフトアーティストたちへの応援プロジェクト。
現在開催されている「現在開催中のBankART Life7「UrbanNesting:再び都市に棲む」に出張参加中しているblanClass +神村恵「身ひとつで生きる」ブースの一角に急遽立ち上がりました。
会場では10 組のクラフトアーティストの作品展示と販売をしておりますが、この度、5 月5 日(日)、その参加作家から5 名の作家とのトークイベント「身ひとつと、ひとりひとりの明日の話」を開催します。
それぞれの被災体験や、それをきっかけに、変化はあったのか? これからの活動への不安や期待することなどをお聞きすることで、この応援プロジェクトを知っていただく機会を作りたいと企画しました。
「身ひとつで生きる~奥能登アートクラフト」に参加しているメンバーは、これまでの伝統工芸が持つイメージから、より身近な生活者の視線で現在のライフスタイルに相応しいかたちを模索してきた作家たちです。
被災地の復興にとって、ともすると後回しにされがちな文化的な営みですが、実はもっとも生活に近いところで、様々な人たちや物ごとをつなぐ役割を担っているはずです。
今回のトークイベントではそうしたクラフトが持つ、生活に根差した創造性を手掛かりに、これからの復興や私たちの日常にどんなかたちが必要なのかを探します。

パネラー:今瀬風韻/加藤修央/高畑圭介/萩のゆき/山田睦美 
進行:小林晴夫(blanClass)
チラシデザイン・進行補佐・記録ほか:ヤング荘(津山 勇/北風総貴/安野洋佑/松岡未来)

日程:2024 年 5 月5 日(日)19:00-21:00
参加費:ワンドリンクオーダー制(別途BankARTLife7 のパスポートが必要になります)
会場:BankART Station(BankART Life7「UrbanNesting:再び都市に棲む」展内)
〒220-0012 横浜市西区みなとみらい5丁目1新高島駅  B1F
主催:BankART1929
企画:blanClass
お問合せ:event@bankart1929.com

[身ひとつと、ひとりひとりの明日の話]talk event – 2024.5.5 – 身ひとつで生きる~奥能登アートクラフト(blanClass+神村 恵)

今瀬風韻 Kazane IMASE
下地職人 1995年愛知県生まれ。2017年輪島漆芸技術研修所卒業。輪島塗の技術をベースに変わり塗りで漆の色々な表情を見せてくれる作家です。今回は震災で壊れた器を元に戻すのではなく傷の模様を活かしながら金継ぎで新たな作品に生まれ変われさせてくれます。

加藤修央 Nobuo KATO
漆作家 1978年埼玉県生まれ。2003年B-semi learning system卒業。2008年石川県立漆芸技術研修所卒業。能登で見つけた素材を使ったり、能登で見かけた風景を元に作品を作っています。

小西紋野 Ayano KONISHI
蒔絵師 東京生まれ。輪島漆芸技術研修所卒業。蒔絵師の小西さんは金粉だけでなく貝や卵の殻などの素材も使います。バイオリニストでもある小西さんは独自のリズムとバランスで加飾された作品を作っています。
https://ayano-konishi.com/

高畑圭介 Keisuke TAKAHATA
革職人 石川県七尾市生まれ。輪島漆芸技術研修所卒業。高畑さんの今回の作品は従来の革製品のイメージを覆す物です。特に生革を使った透明な作品は革の新たな魅力を引き出しています。
https://www.aikonokawa.jp/

萩のゆき Yuki HAGINO
デザイナー 東京出身。日本女子大学家政学部住居学科卒業。萩のさんはグラフィックデザインから物作りまで、能登の里山・人・自然と関わりながら作品を作っています。今回は「かっこべ」という木の皮を使った作品を中心に出品してくれます。

山岸優羽 Yuwa YAMAGISHI
沈金師 東京生まれ。女子美術大学デザイン科卒業。輪島漆芸技術研修所卒業。山岸さんの作品は抽象的なデザインの沈金にも見えますが手に取ってみると植物をモチーフにし生命の繊細な動きを感じさせてくれます。

山田睦美 Mutsumi YAMADA
珠洲焼作家 石川県珠洲市生まれ。富山デザイン専門学校デザインプロダクト科出身。山田さんの作品は美しい形、そして工房のまわりで体験した記憶を写しとったような質感の作品です。


[身ひとつで生きる〜奥能登アートクラフト]

https://blanclass.com/ja/events/20240315-20240609-2/

2024年元旦に起こった能登半島地震で被災した奥能登のクラフトアーティストたちへの応援プロジェクト。
出品者:今瀬風韻/加藤修央/久保田啓介/小西紋野/高畑圭介/萩のゆき/YUKAKU 諸石優子・諸石健太郎/山岸優羽/山田睦美/横山美穂
コーディネート:加藤修央
展示デザイン:ヤング荘(津山 勇/北風総貴/安野洋佑/松岡未来)
会場:BankART Station (BankART Life7 blanClassブース内)

この展示はblanClass+神村 恵[身ひとつで生きる]の一環でBankART Life7展 blanClassブース内にて同時開催されました。


blanClass+神村恵「身ひとつで生きる」@BankART Life7

https://blanclass.com/bankart-life7 (特設サイト)
https://blanclass.com/ja/events/20240315-20240609/(アーカイブ)

blanClassがBankART Life7(ヨコトリの連携プログラム)に出張参加します。BankART Stationの展示にも参加しますが、2019年の休業以来、久しぶりにblanClassのLive Artが復活しました。今回のLive Artはツアー型。共同ディレクションに振付家でダンサーの神村恵を迎え、6組のアーティストと一緒に「身ひとつ」をキーワードに、都市を巡るイベントを開催。その様子は、随時BankART StationでのArchive展示に反映しました。

Archive 展示
BankART Life7「UrbanNesting:再び都市に棲む」の入口付近にblanClassのブースを設置、ブース内ではLive Artツアーの アーカイブのほかに「奥能登アートクラフト」の展示 +shopも併設。
会場: BankART Station 〒220-0012 横浜市西区みなとみらい5丁目1 新高島駅 B1F
展示期間: 2024年3月15日(金)〜6月9日(日)11:00〜19:00
休館日: 木曜日[4/4、5/2、6/6を除く]
料金:BankART Life7パスポート 一般 ¥1,000/高校生以下 無料(ヨコトリとのセット券もあります)

Live Artツアー
受付・集合場所:BankART Station
〒220-0012 横浜市西区みなとみらい5丁目1 新高島駅 B1F
日程:毎週土曜日(3月23日〜6月8日)全12回 
参加費:1,000円
参加費のほかにBankART Life7パスポートが必要です。
予約:https://bankartlife7-blanclass.peatix.com/
お問合せ:event@bankart1929.com


BankART Life7「UrbanNesting:再び都市に棲む」

BankART Life7は、第8回横浜トリエンナーレ連携事業。みなとみらい線「新高島駅」地下1階に広がる大空間「BankART Station」を起点として、みなとみらい21地区、関内地区、ヨコハマポートサイド周辺地区の3つのエリアの日常空間に作品を展開する展覧会。さらに多様なガイドによる「ツアー」も開催された。

会場:BankART Station+周辺各所(関内地区/みなとみらい21地区/ヨコハマポートサイド周辺地区)
会期:2024年3月15日[金]〜6月9日[日]
時間:11:00〜19:00(BankART Station)
休館日:木曜日[4/4、5/2、6/6を除く](BankART Station)
料金:BankART Life7単体パスポート 一般 ¥1,000/高校生以下 無料
セット券(横浜トリエンナーレ+BankART+黄金町バザール)
一般3,300円(3,200円)/横浜市民3,100円(3,000円)/学生2,000円 ( )は前売料金
※BankART Life7と黄金町バザール2024はパスポート制

主催:BankART1929
共催:横浜市にぎわいスポーツ文化局、横浜トリエンナーレ組織委員会(馬車道駅コンコース作品のみ)、パシフィコ横浜(ぷかりさん橋会場のみ)、ヨコハマポートサイド街づくり協議会(ヨコハマポートサイド周辺地区のみ)
協力:横浜高速鉄道株式会社、株式会社ココラボ、株式会社青柳建設、Yokoito Additive Manufacturing、株式会社鈴木事務所(YSDO)、カモ井加工紙株式会社、株式会社カシマ、The Third Gallery Aya、Yumiko Chiba Associates、ANOMALY、KAYOKOYUKI 、一般社団法人HAPSほか
その他、作品設置に関係いただいた施設・店舗関係者の皆様、ツアーにご協力いただいた皆様
連携事業:第8回横浜トリエンナーレ