Event

山本浩貴(いぬのせなか座)

〈死からの視線〉をつくる #1

2024.03.30

☆blanClass+神村 恵[身ひとつで生きる]@BankART Life7②
レクチャー/ワークショップ山本浩貴(いぬのせなか座)[〈死からの視線〉をつくる #1]

詩人・批評家の吉本隆明は約40年前、複数の著作にまたがるかたちで「死からの視線」と呼び得るものを検討した。それは今ここにいながらにして同時に自らを遠く上方から見下ろす視線であり、未知に向かいながら過去へと遡る既視でもあり、さらには資本主義都市空間を覆う「ハイ・イメージ」でもあった。今回は私が近年取り組む〈アトリエ〉という概念と接続させることで、「死からの視線」を参加者各々が都市において手作りできる道具にしてみたい。3/30は上記をめぐるレクチャーを行なう。4/20は軽いイントロののちに短い文章をつくるワークショップを行なう。各回ごとに完結する内容とするが、もちろん両方の参加も望ましい。

特別ゲスト:なまけ(いぬのせなか座)

日程:2024年3月30日(土)14:00­ー17:00
集合:13:30 
定員:20名
参加費:¥1,000
受付・集合場所:BankART Station

山本浩貴[死からの視線をつくる]2024.3.30 – 身ひとつで生きる(blanClass+神村恵)

■レクチャーで配布した資料:〈死からの視線〉をつくる 引用集 ダウンロード
■レクチャーで使用したスライド ダウンロード


山本浩貴[死からの視線をつくる]after talk – 2024.3.30 – 身ひとつで生きる(blanClass+神村恵)

山本浩貴(いぬのせなか座)YAMAMOTO Hiroki (inunosenakaza)
小説家・デザイナー・批評家・編集者 1992年生。制作集団・出版版元「いぬのせなか座」主宰。小説「無断と土」(『ベストSF2022』掲載)、批評『新たな距離』(フィルムアート社)、デザイン「クイック・ジャパン」(159-167)『光と私語』、企画編集「早稲田文学」ホラー特集号など。
https://inunosenakaza.com/
Twitter(X):@hiroki_yamamoto

なまけ(いぬのせなか座)namake (inunosenakaza)
1991年生まれ。東京都出身。会社員。既婚。主な小説に「町」(『現代詩手帖』2018年5月号)、「日記」(『いぬのせなか座』2号)、「ロケットのはなし」(『いぬのせなか座』1号)。
https://inunosenakaza.com/
https://twitter.com/pdcikaaeet
https://pdcikaaeet.hatenablog.com/


blanClass+神村恵「身ひとつで生きる」@BankART Life7

https://blanclass.com/bankart-life7 (特設サイト)
https://blanclass.com/ja/events/20240315-20240609/(アーカイブ)

blanClassがBankART Life7(ヨコトリの連携プログラム)に出張参加します。BankART Stationの展示にも参加しますが、2019年の休業以来、久しぶりにblanClassのLive Artが復活しました。今回のLive Artはツアー型。共同ディレクションに振付家でダンサーの神村恵を迎え、6組のアーティストと一緒に「身ひとつ」をキーワードに、都市を巡るイベントを開催。その様子は、随時BankART StationでのArchive展示に反映しました。

Archive 展示
BankART Life7「UrbanNesting:再び都市に棲む」の入口付近にblanClassのブースを設置、ブース内ではLive Artツアーの アーカイブのほかに「奥能登アートクラフト」の展示 +shopも併設。
会場: BankART Station 〒220-0012 横浜市西区みなとみらい5丁目1 新高島駅 B1F
展示期間: 2024年3月15日(金)〜6月9日(日)11:00〜19:00
休館日: 木曜日[4/4、5/2、6/6を除く]
料金:BankART Life7パスポート 一般 ¥1,000/高校生以下 無料(ヨコトリとのセット券もあります)

Live Artツアー
受付・集合場所:BankART Station
〒220-0012 横浜市西区みなとみらい5丁目1 新高島駅 B1F
日程:毎週土曜日(3月23日〜6月8日)全12回 
参加費:1,000円
参加費のほかにBankART Life7パスポートが必要です。
予約:https://bankartlife7-blanclass.peatix.com/
お問合せ:event@bankart1929.com


BankART Life7「UrbanNesting:再び都市に棲む」

BankART Life7は、第8回横浜トリエンナーレ連携事業。みなとみらい線「新高島駅」地下1階に広がる大空間「BankART Station」を起点として、みなとみらい21地区、関内地区、ヨコハマポートサイド周辺地区の3つのエリアの日常空間に作品を展開する展覧会。さらに多様なガイドによる「ツアー」も開催された。

会場:BankART Station+周辺各所(関内地区/みなとみらい21地区/ヨコハマポートサイド周辺地区)
会期:2024年3月15日[金]〜6月9日[日]
時間:11:00〜19:00(BankART Station)
休館日:木曜日[4/4、5/2、6/6を除く](BankART Station)
料金:BankART Life7単体パスポート 一般 ¥1,000/高校生以下 無料
セット券(横浜トリエンナーレ+BankART+黄金町バザール)
一般3,300円(3,200円)/横浜市民3,100円(3,000円)/学生2,000円 ( )は前売料金
※BankART Life7と黄金町バザール2024はパスポート制

主催:BankART1929
共催:横浜市にぎわいスポーツ文化局、
横浜トリエンナーレ組織委員会(馬車道駅コンコース作品のみ)、パシフィコ横浜(ぷかりさん橋会場のみ)、ヨコハマポートサイド街づくり協議会(ヨコハマポートサイド周辺地区のみ)
協力:横浜高速鉄道株式会社、株式会社ココラボ、株式会社青柳建設、Yokoito Additive Manufacturing、株式会社鈴木事務所(YSDO)、カモ井加工紙株式会社、株式会社カシマ、The Third Gallery Aya、Yumiko Chiba Associates、ANOMALY、KAYOKOYUKI 、一般社団法人HAPSほか
その他:作品設置に関係いただいた施設・店舗関係者の皆様、ツアーにご協力いただいた皆様
連携事業:第8回横浜トリエンナーレ