トーク|森田浩彰[先輩に学ぶミドルライフ・クライシス]
中年の危機(ミドルライフ·クライシス)という言葉があります。一般的には、体調の変化、親や子供、キャリアの問題等複数の重要事項が重なってくる時期といわれています。我々、アーティストにも展覧会が減る、経済問題等のアーティスト特有の問題も降りかかってきます(僕自身もまさにそのど真ん中にいる)。そこで諸先輩方を招いてどのようにその時期を過ごしてきたのか、その先には何が待っているのかを学んでいきたいと思います。
特別ゲスト:宇治野宗輝/白井美穂
2019年9月28日(土)
開場:18:30 開演:19:00
入場料:1,800円(ワンドリンク付)
会場:blanClass(横浜市南区南太田4-12-16)
森田 浩彰 Hiroaki MORITA
1973年福井県生まれ。1998年Bゼミスクール修了。2002年ロンドン大学ゴールドスミスカレッジMAファインアート修了。生活の中で当たり前に存在しているが特に意識されない物事に注意を向け、それらの中に折り重なっているコンテクストや関係性を可視化させる作品を制作している。近年の主な展覧会に「Triple Point of Matter」(Fondation Fiminco,パリ,2017年)、「Something to Something else」青山|目黒、東京、2016年)等がある。
青山|目黒
http://aoyamameguro.com/hiroaki-morita/
宇治野 宗輝 Muneteru UJINO
1964年東京都生まれ。東京藝術大学美術学部工芸科卒。大量消費社会が急速に拡大した20世紀以降の「物質世界のリサーチ」を基盤に、世界中どこにでもある大量生産品と技術を再構成し、近代の文化を再定義するサウンド/スカルプチャー/パフォーマンスの複合プロジェクト「The Rotators」に取り組み、各地で活動している。ヨコハマトリエンナーレ2017「島と星座とガラパゴス」、「Lives in Japan」(山本現代、東京、2018年)、「アジアの風景」(金沢21世紀美術館、石川、2018年)等。
ANOMALY
白井 美穂 Mio SHIRAI
1962年 京都生まれ。1988年東京藝術大学大学院美術研究科修了。1993年より14年間ニューヨークに在住。固有の枠組み中で、対立する時間的・空間的要素が縦横に織り込まれた現代の世界像の表出を試みる。近年の展覧会に「絵画の現在」(府中市美術館、2018年)、個展「Time Is Vertical」(nap gallery、東京 2018年)「地球・爆—10人の画家による大共作展」(愛知県美術館、2019年11月)など。