★★シリーズ SakSak #16
上演|武本拓也[人の前に立つ事を、例えば狩りを手がかりに考えてみる]
人の前に人がいる。
その事の中には、事実と同時に事実ではない事も重なっていると思う。それはどっちでもあるし、どっちでもない。なにか別のもののような気がする。俳優と観客との具体的なやり取りを、例えば「狩り」の手つきで考えてみる事はできるのではないか。それは狩人の手つきであるだけでなく、獲物の手つきでもある。俳優は満身の注意で観客の視線をかいくぐり、最後の一瞬で矢を招き入れる。
出演:武本拓也/企画:野本直輝
日程:2019年9月14日(土)
プレ上演:18:00ー18:50 START:19:00
料金:1,800円(ワンドリンク付)
会場:blanClass(横浜市南区南太田4-12-16)
武本 拓也 Takuya TAKEMOTO
そこにいるとはどういう事なのか。その関心のもと、立つ/歩く/見るなどの最小限の動作のみでの上演に取り組んでいます。それは発表の為だけでなく、日々の行いとしてできるだけ毎日、同じ内容で繰り返し行っています。
ソロ公演に「正午に透きとおる」(2019.2)、「象を撫でる」(2018.5)など。
https://www.takemototakuya.com/
SakSakについて
SakSakでは、誰かが発する表現を手掛かりに、その先を一緒に考えながら、その思考を交換することができる場の可能性を模索します。そのために取り敢えず、粗くてもろい、隙間だらけの場を想像してみる。(野本直輝)
https://saksak.localinfo.jp