「死」をつくるワークショップ|大久保あり[《Grey Horizon Means Death》のための]
一昨年、《Grey Horizon Means Death》というタイトルの作品を2019年に制作~発表することを予告した。
だけども、「死」は、全ての者が当事者であっても、その自らの経験から検証することができない。思索を試みても視点が常にスライドし、なかなかの難題。
ともかく、今回は「死」という観念を目に見え手に取れるかたちにすることを参加者とともに以下の行程でやってみる。
1.「死」のアンケート
2.「死」の散歩 / 拾いもの
3.「死」のピース制作
4.「死」のプレゼンテーション / 講評会
参加者の「死」のピース制作中に「死」のアンケートを基にしたインタビューを行う、また、大久保による現段階での理解を発表する予定。
18:00 – 18:20 アンケート記入
18:20 – 18:50 散歩
18:50 – 20:20 制作 / インタビュー / プレゼン(大久保)
20:20 – 20:45 リビュー
日程:2019年3月23日(土)
開場:17:30 開始:18:00
入場料:1,500円(ドリンク別)
会場:blanClass(横浜市南区南太田4-12-16)
《I’m the Creator of This World, You’re One of Materials Existing in the Universe》(2018 / 撮影:阪中 隆文)_25 《WHITE CUBE is EMPTINESS》(2017 / インスタレーションビュー《引込線2017》)_24 《争点のオブジェクト》(2015 / インスタレーションビュー《われらの時代:ポスト工業化社会の美術(金沢21世紀美術館)》 / 撮影:木奥惠三 / 画像提供:金沢21世紀美術館)_22 《ワンダーフォーゲルクラブに入るための良い答え もしくは、4千円を手に入れるためのまあまあな答え_アノニムの場合》(2016 / インスタレーション一部、大法寺会場《富士の山ビエンナーレ2016》)_21 《ワンダーフォーゲルクラブに入るための良い答え もしくは、4千円を手に入れるためのまあまあな答え_YNの方法論的 (山の夢)》(2015)_20 ポートレイト(撮影:東間 嶺)_26
大久保あり Ari OOKUBO
2001年ロンドン芸術大学チェルシーカレッジ・オブ・アート・アンド・デザイン修士課程修了。近年の主な個展《I’m the Creator of This World, You’re One of Materials Existing in the Universe》(2018、Sprout Curation、東京)、《WHITE CUBE is EMPTINESS》(2018、ガレリア・フィナルテ、愛知)、《BLACK CIRCLE is NOTHINGNESS》(2016、ガレリア・フィナルテ、愛知)、《クリテリオム90『美術館の幽霊』》(2015、水戸芸術館)など。グループ展に《引込線2017》(所沢市旧給食センター、埼玉)、《MERZ》(2017、HAGIWARA PROJECTS、東京)、《われらの時代:ポスト工業化社会の美術》(2015、金沢21世紀 美術館)など。