アートマラソン|ステューデントアートマラソン vol.13
blanClass定番企画、ステューデントアートマラソンは学科や専攻を違えた現役学生が、一時だけ学校を離れ、それぞれの表現をやってみる異種格闘技戦。世の中にはたくさん存在するはずのどのジャンルからもズレているような作品行為が見られる稀有な機会です。
日程:2017年11月25日(土)
開場:14:30 開演:15:00
入場料:700円(ドリンク別)
及川菜摘[1+1を0にする。]
10人程度そこにいる人に参加してもらう。円になって自己紹介をしてもらった後に、みんなで時間の許す限り行進をする。(可能であれば外に出る)
川又健士[海辺にて…]
岡倉天心が茨城県の五浦に建てた、六角堂を舞台に、産卵に関するお話しとパフォーマンスをします。
村田天翔[エッグベイビー]
他人にはいいやつと思われていても、自分には自分しか知らないダメなところがあります。でもみんな、それを全て外にさらけ出すことはしません。でもそれは悪いことじゃなくて生きていく工夫だと思います。「個人と他人」って感じの作品です。(作・演出平井寛人)
敷地 理[(ii) you and me, you(「far away very close」より)]
見ているし、見られている。違うけれど同じである。喜びは身体を膨らませ、悲しみは内へと収縮させる。弾んだ心はどこへ沈み、寂しさはどこにしまわれるのか
小坂 透[補完、あるいは置き換え]
間接的な関わりを通じて、参加者同士で共犯/協力関係を見いだせるような環境を整えたいと思っています。
檜村さくら[原始の時間/同悸]
私たちの祖先が最初に地球に生まれた頃、その姿はまるで細菌か微生物のようで、雌雄の区別もないまま互いの体液を交換していました。
「液状化した身体」を媒介に音や振動を介して身体の原初的な接触を体験できる場を作ります。
加藤康司[空を飛ぶもの]
軍用機が飛んでいる。そんな風景を毎日のように目の当たりにする。別に大袈裟な話じゃない。米軍基地が近所にあるだけ。ただ、ぼんやりとだけど、興奮と恐怖を覚えるだけです。
吉田裕亮[【操作を伴う】3本の右腕を使用する]
3人の観客の右腕を操作しようと思う。コントローラーは言語によって観客の右腕を操作し、3つの右腕がどのように機能するのか、またどのような言語によってプログラムされたのかを検証する。
及川 菜摘 Natsumi OIKAWA(東京造形大学造形学部デザイン学科映画専攻4年)
1995年生まれ。東京造形大学映画専攻在学。主な活動「ユーリー・ミラー・ファジー・ファンタジー – 抑圧と解放の実験室 – 」(2016・N-mark・愛知)、「岸井戯曲を上演する#7|本当に大事なことはあなたの目の前では起こらない」(2017・blanClass・神奈川)などがある。
https://natsumioikawa.tumblr.com/
加藤 康司 Koji KATO(多摩美術大学美術学部絵画学科油画専攻4年)
1994年兵庫県生まれ.。2014年多摩美術大学絵画学科入学。2016年弘益大学校(韓国)交換留学。https://kojikato.wixsite.com/kato1209
川又 健士 Takeshi KAWAMATA(武蔵野美術大学造形学部彫刻学科4年)
1994年東京都生まれ。武蔵野美術大学彫刻学科4年在籍。
小坂 透 Toru KOSAKA(多摩美術大学美術学部絵画学科油画専攻4年)
東京生まれ。2018年多摩美術大学絵画学科卒業予定。2014年より、インスタレーション、映像、絵画、パフォーマンスなど、様々な形態で発表を行う。
http://ksk-03.wixsite.com/kosaka-to-ru
敷地 理 Osamu SHIKICHI(武蔵野美術大学造形学部彫刻学科4年)
ベルリン芸術大学交換留学。
檜村 さくら Sakura HYMNRA(横浜美術大学美術学部美術・デザイン学科C系1年)
2017年横浜美術大学入学。個展に「make my blood and flesh」(原宿デザインフェスタギャラリー・2016)がある。
村田 天翔 Takato MURATA(多摩美術大学演劇舞踊デザイン学科演劇舞踊コース2年)
2016年多摩美術大学入学。大学から本格的に演劇を始める。俳優志望で、数本の学内での自主公演に出演。
吉田 裕亮 Hiroaki YOSHIDA(東京造形大学造形学部美術学科絵画専攻4年)
1994年生まれ。東京造形大学絵画専攻4年在籍。主な展示に「OVERLAP」(トーキョーワンダーサイト渋谷・東京・2016)、「ヒカる、フく、ナガれる」(都庁・東京・2016)などがある。
yosidahiroaki.tumblr.com