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TEC系工作クラブ

2017.07.26—2018.08.05

TEC系工作クラブ

アーティスト高橋永二郎を中心に最新のAVRマイコンやシングルボードコンピュータなどを使って、電子工作やプログラミングを基礎から学ぶクラブ活動。2017年は各種センサーを使った電子工作など。驚くほどの初心者が集まって、自分たちでできることから始めることにする。

7/26(Wed)6:00pm – 10:00pm
TEC系工作クラブ #1[クラブ名と運営方針を決める]

参加:高橋永二郎(指導)/野本直輝/山本聡志/安部祥子/小林晴夫/関智文/宮川知宙

決まったこと
目的:電子工作/図画工作/プログラミングを組み合わせて、自分たちでなんでもつくってみること。
方針:フィジカルコンピューティング/それぞれ本を読むこと
月謝:1,000円
最初につくるもの:LED自動照明/自動水やり機(農園クラブのベランダ菜園のための)
記録の仕方:回路図を描く/写真を撮る

7/27(Thu)2:00pm – 8:00pm 
TEC系工作クラブ #2 [買い物]

参加:高橋永二郎(指導)/野本直輝/安部祥子/小林晴夫/関智文/宮川知宙/山本聡志

2:00pm 秋葉原で集合
3:00pm 喫茶店で作戦会議
3:30pm 秋月電機通商などで買い物
6:00pm ファミリーレストランで話し合い

議題:週一で活動するか、今回のように連日の活動日を毎月作るか?

決まったこと
9月から基本的に週一で活動することになる。

7/28 (Feb) 4:00pm – 8:00pm 
TEC系工作クラブ #3[ARDUINO実験キットの組立]

高橋永二郎(指導)/野本直輝/山本聡志/安部祥子/小林晴夫/関智文/小山友也

ARDUINO本体とブレッドボードをアクリル板に貼りつける。
ARDUINO IDEをサイトからダウンロード(Free)、Macにインストールする。
USBケーブルで、ARDUINO本体とMacをつなぐ。(注:シリアルポートを選択すること)
Sample sketch:LEDを点滅させる。ファイル→スケッチ例→Blinkの順番で選択。
ARDUINOにプログタムを書き込む。点滅のパターンを色々変えてテストをする。
ARDUINOのデジタルIOポートのIN/OUTは5V、その5Vから電圧降下分の2.2V〜2.6Vを引くと、2.8V〜2.4Vになるので、150Ωの抵抗を介することにし、13番ポートを選び、 150Ωの抵抗を介してLEDを点滅させる。

7/30(sun)6:00pm – 10:00pm
TEC系工作クラブ #4[自動水やり機(農園クラブのベランダ菜園のための)の試作]

参加:高橋永二郎(指導)/野本直輝/山本聡志/安部祥子/小林晴夫

三宅化学電動灯油ポンプ乾電池式(TP-10R)をハッキングする。電池の接点に電線をハンダ付けする。

この灯油ポンプは本来単一電池が2個で3Vで動いている。ARDUINOの電源系統には、3.3V系統と5V系統があり、それぞれの電圧が通っている。今回は3.3Vで動かせるかどうかを試してみる。この3.3Vとは電源なので、常時この電圧が来ているはず。確認のため、テスターのレンジ20V(15V以下の電圧を測る場合のレンジ)で、ARDUINOの電圧を測る。結果は3.31Vで正常だった。仮にポンプにつないだ電線をARDUINOにつなげてみるとモーターが正常に動いた。

前回の「Lチカ」のLEDの代わりにポンプをつなげるのだが、13ポートを使ってコントロールをしているだけなので、この状態では大電流を制御することはできない。LEDのような小電流のものは動かせるが、灯油ポンプのように単一電池を使うものは大電流が流れるものを組む時には、間にドライバーを咬ませなければならない。on/offのコントロールはそのままに、LEDを外してドライバーを組み替える。

フォトカプラを試すが、失敗(原因は不明)したので、トランジスタに変更して、ポンプを動かすことに成功した。(トランジスタが信号情報の小電流から動力の大電流に増幅する半導体なのに対して、フォトカプラとは、内蔵するLEDが内部で光ることにより、電気的には絶縁されている、異なる電圧の配線をコントロールッすることができる。)

次にARDUINO用 土壌湿度センサー Soil Moisture Sensor (Arduino Compatible)をつなげる。

サイトから基本的なプログラムをコピーし、ARDUINO IDEに貼り付け、湿度モニターなどのテストをする。さらに湿度とポンプの動作時間のプログラムを書き加え以下のようなプログラムになる。

バケツ、植木鉢、水、ガラスのボール、チッシュペーパー、自動給水ノズル「潅太」を装着したペットボトルを用意し、ポンプが「約9㍑/分」ということなので、ある湿度になると20秒間モーターが動くようにして、実験をする。実験は成功。今後実際に菜園に使えるようにするにはたくさんの課題があるが、まずは最初の実験はここまでとする。

2017/8/5(sat)_Makers Faire_photo/見学

参加:高橋永二郎/野本直輝/山本聡志/関 智文/安部祥子/小林晴夫

20180327_工作クラブ_photo

参加:野本直輝/山本聡志/安部祥子/小林晴夫

20180331_TECクラブ_photo

参加:野本直輝/山本聡志/関 智文/安部祥子/小林晴夫

20180421_ 工作クラブ_photo

20180617_TECクラブ_photo

参加:野本直輝/山本聡志/安部祥子/小林晴夫

2018/8/5(SUN)_Makers Faire_photo/見学

参加:高橋永二郎/野本直輝/山本聡志/関 智文/坂本 悠/安部祥子/小林晴夫