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荻原永璃/小島夏葵/鈴木千尋/住吉山実里/辻村優子/山内健司

岸井戯曲を上演する。 #11 fin.|END OF DEMOCRACY ほか

2017.07.22—2017.07.23

★Live Art 月イチシリーズ 演劇|岸井戯曲を上演する。 #11 fin.[END OF DEMOCRACY]ほか
荻原永璃/小島夏葵/鈴木千尋/住吉山実里/辻村優子/山内健司

2016年9月から1年間毎月、blanClassで、岸井大輔作の戯曲を、さまざまなジャンルのアーティストにより上演しています。
毎月ひとつの戯曲をいろいろなアーティストに上演していただいてきましたが、7月は最終回なので、今までこのシリーズで扱っていない戯曲の上演を集めてみました。最終回らしく遠いあこがれを扱った劇詩が並びます。お立会いください。

[劇作家のための戯曲]小島夏葵(劇作家)
[遠く]鈴木千尋
[東京の条件]住吉山実里(ダンス・建築)
[みずぎわのいきもの]辻村優子(俳優)
[END OF DEMOCRACY]荻原永璃(演出、劇作・アムリタ主宰)
[END OF DEMOCRACY]山内健司(俳優・青年団)
トークゲスト:22日(土)羊屋白玉(「指輪ホテル」芸術監督・劇作家・演出家・俳優)/23日:藤原ちから(BricolaQ主宰・批評・編集)
司会:佐藤朋子(アーティスト・Comp)/マンガ:今井新(アーティスト)

日程:2017年7月22日(土)・23日(日)
時間:19:00~22:00(開場:18:30)
予約:2,500円/当日:3,000円

〈予約方法〉ご予約は前日までにご連絡をお願いします。
〈タイトル〉[岸井戯曲を上演する。#11]予約
〈本文〉1)日にち 2)氏名 3)住所 4)メールアドレス 5)参加人数 上記の内容でイベント前日までに以下のメールアドレスに送信ください。こちらからの返信を持って予約完了とさせていただきます。なお定員に達した場合などお断りすることもございますので、あらかじめご了承ください。
〈メールアドレス〉 info@blanclass.com

今井 新 Arata IMAI
1992年生まれ。港北ニュータウンで育つ。2009年、ホームレスのインタビュー映像に基づく映像インスタレーション《上野公園。ホームレス。五十嵐さん。》を発表。以来、都市における様々な事象を「取材」し、映像やドローイングによって独自のナラティブに再構成する形式の作品に取り組み続けている。その際に「イマイ君」という、作者自身の分身とも言えるキャラクターを自在に操り、取材経験を作品化することも多い。

岸井 大輔  Daisuke KISHII
1970年生まれ。劇作家。他ジャンルで遂行された創作方法による形式化が演劇でも可能かを問う作品群を発表している。代表作「potalive」「東京の条件」「好きにやることの喜劇(コメディー)」。「始末をかく」プロジェクトを2013年から2018年にかけ開催中。

小島 夏葵 Natsuki KOJIMA
劇作家。得意な作風は不条理。代表作に、戦争を題材にした三時間の長編『大勝利』など。現代劇の他、ダンサーとの共作や、ソプラノのコンサートへの作品の書き下ろしなども行う。毎日ひとつ新しい戯曲を書いてweb上で公開する企画『毎日戯曲』を2015年より開始し現在も継続中。
http://natsukikojima.tumblr.com/

佐藤 朋子 Tomoko SATO
1990年長野県生まれ。2012年より振付家の小山柚香と共にComp.というカンパニーで主に「サンカ」というかつて日本にいたといわれる集団をテーマに作品発表をする(現在カンパニーとしての活動は休止中)。最近は自身の祖母の生い立ち話を「今ここに再生する」方法としてのパフォーマンスを制作したり、長野県飯山市北原地方に伝わる「狐にだまされた話」の調査をしている。

鈴木 千尋 Chihiro SUZUKI
1992年生まれ。自分が何者かあんまりよくわかりませんが、人にコーヒーを淹れる「スズキコーヒー」、服の上でかいわれ大根を育てる「e pur si muove」、友人と着てる服を交換したり、男女の性交を依頼して撮らせてもらった「私は人間である」などの作品を作っています。

住吉山 実里 Minori SUMIYOSHIYAMA
1986年大阪生まれ。身体と空間を繋ぐため、ダンスと建築をはじめる。2009年京都工芸繊維大学卒業。Ensemble Sonne ダンサー。数々の演出家の作品に出演するとともに、2010年より自身の作品創作をはじめる。音楽家や建築家と協同し、「風景の中に潜む身体」「身体の中に潜む風景」をつむぎだす。

辻村 優子 Yuko TSUJIMURA
俳優。1985年生まれ。浜松市出身、多摩美術大学卒業。新国立劇場演劇研修所三期修了。主にこまつ座でプロンプターとして下積みをしたり、商業演劇に出演するかたわら、2年前からENBUゼミナールにて演劇のワークショップを開催している。最近の出演作は、松竹「もとの黙阿弥」、篠田千明「非劇」、シスカンパニー「令嬢ジュリー」、3月の書簡演劇「-2LDK 」

荻原 永璃 Eiri OGIHARAi
1989年生まれ千葉県出身、琉系二世。演出、劇作。アムリタ(主に演劇をする)主宰。いつでもどこにでも出かけていって、誰とでも演劇したい、を基本に活動中。よりよい生活の一助となる演劇を考えたりする。手段を選ばないと言われがち。

山内 健司 Kenji YAMAUCHI
俳優。1984年より劇団青年団に参加。平田オリザによる「現代口語演劇」作品のほとんどに出演。劇場の中での演劇と、街や人と直接関わる劇場の外での演劇の、双方に取り組む。平成22年度文化庁文化交流使として全編仏語一人芝居『舌切り雀』(http://bit.ly/1lSO6m1)をヨーロッパ各地の小学校で単身上演。

2017/7/16/岸井戯曲を上演する #11 fin./blanClass放送室