参加型パフォーマンス|髙橋耕平[水と油と人と物。相容れないモノたちのオピニオン。]
「水と油」、相容れない状態を表す際に用いる言葉。水と油、どちらが人間社会の中で重要なポジションを築いているのかを互いが主張し対決する。相容れないものが接する際に引き起こされるエネルギーと、非人間的な物から人間へと向けられる主張を記録する。
参加者は自分にとって重要とされる水と油の両方を持参し、そのどちらかを手に取りイベントに参加。手にする物の人格となりテーマに沿ったディベートを行う。参加者全てが声を上げディベートしないといけない訳ではない。水、油を持ったままそこに居るだけでも参加は成立する。参加の途中、水から油へ、油から水へ、立場を変えることもよしとする
日程:2016年6月25日(土)
開場:18:00 開演:19:00(1時間半〜2時間程)
入場料:1,500円(ワンドリンクつき)
髙橋耕平 Kohei TAKAHASHI
1977年京都府生まれ。美術家。物事の物質的・精神的継承と、記憶・記録の重ね書きをめぐる行為、個人史と歴史の交差、個人と集団の力学に着目した活動を行う。近年の展覧会に「社会の芸術フォーラム展『躊躇』」(HIGURE 17-15 cas、東京、2015年)、「ほんとの うえの ツクリゴト」(旧本多忠次邸、愛知、2015年)、「PARASOPHIA: 京都国際現代芸術祭 特別連携プログラム『still moving』」(元崇仁小学校、京都、2015年)、個展「史と詩と私と」(京都芸術センター、京都、2014年)、等。
http://www.takahashi-kohei.jp/