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aokid/梅津庸一/萩原雄太/藤城 嘘/米子匡司

戯曲[好きにやることの喜劇(コメディー)]上演

2016.02.13—2016.02.14

★blanClass Anthology #2 on TPAM Showcase 2016
戯曲[好きにやることの喜劇(コメディー)]上演

劇作家岸井大輔が、blanClass 月イチセッションにおける1年間にわたる日本の同世代アーティストへの公開取材を経て制作した戯曲「好きにやることの喜劇(コメディー)」は、あらゆる行為や意思の発現を阻む構造をもったせりふのない指示書であり、上演不能な戯曲です。岸井はそのような作品を制作することで、日本における表現の困難さを作品にしたといいます。
今回、あえて、さまざまなアーティストによるこの戯曲の上演イヴェントを行います。演出家、ダンス作家、音楽家、美術家が、それぞれ同一の戯曲を上演し、出演者によるトークを行います。

ダンス:aokid(aokid city)
インスタレーション:梅津庸一(美術家/パープルーム)
戯曲:岸井大輔(劇作家/PLAYWORKS)
翻訳:岸本佳子(演出家・ドラマトゥルク/多言語劇団「空(utsubo)」主宰)
出演:清水穂奈美(俳優)
演出:萩原雄太(演出家/かもめマシーン)
批評:2月13日:平倉 圭(芸術理論/アーティスト)
   2月14日:クリス グレゴリー(日本現代演劇研究)
絵:藤城 嘘(画家/美術家/カオス*ラウンジ)
演奏:米子匡司(音楽家/SjQ)

日程:2016年2月13日(土)19:30~22:00  14日(日)19:30~22:00
入場料:3,000円(出入り自由) TPAM特典:500円割引
定員:各日30名(要予約)

2016.2.13–14.DaisukeKISHII

〈予約方法〉info@blanclass.comに以下の内容でイベント前日までに送信ください。
こちらからの返信を持って予約完了とさせていただきます。なお定員に達した場合などお断りすることもございますので、あらかじめご了承ください。
〈タイトル〉好きにやることの喜劇予約
〈本文〉1)日にち 2)氏名 3)住所 4)メールアドレス 5)参加人数

TPAM 2016(www.tpam.or.jp)に参加するblanClass Anthology #2 on TPAM Showcase 2016の中で行っています。チケットは以下からも購入いただけます。
https://www.tpam.or.jp/2016/


aokid
1988年東京都生まれ。2010年東京造形大学映画専攻卒業。aokid city 所属。
受賞:2014年第10回グラフィック「1_WALL」ファイナリスト、2011年第5回グラフィック「1_WALL」ファイナリスト、2009 EPSON COLOR IMAGING CONTEST佳作、2008年 EPSON COLOR IMAGING CONTESTグラフィック部門特選中3よりブレイクダンス始める。映画に突き動かされて、高3の夏に仲間を集めてWATER BOYSをやる。突き動かされたまま東京造形大学映画専攻へ入学。在学中より絵や写真や文などを自分なりに日常的に取り組むようになり、それをまとめたものなどを外部のコンペに出すなどして作品を発表するようになる。その頃よりダンス、またはパフォーマンス、イベントなどを企画。大学卒業後は東京ELECTROCK STAIRSなどダンスカンパニーの作品などに参加する一方で、自らの活動を続けている。映画の事を想いながら、よくダンスをしていて、そのうちSKETCH BOOKを入れたリュックを背負って街から街へ今日も歩くスタイル。絵を描き、夜はダンスの練習をする。考え事をする。映画館へ行ったり、本のページを開いたり、現実と想像が相対的にシンクロしたりズレたりしていってる。自分はそんな中をダンスしたりしてバランスを描いていく。
今の活動の中心は年に何度か行われるaokid city。架空の自分の街を人とオリジナルに作っていくことで、街を面白くしたい、というモチベーションより始まったプロジェクトです。僕なりのやり方で、おもしろい場所や瞬間を、なんとかして手に入れていきたいと思っています。
YouTubeで”aokid”で検索してもらえたらダンスとかパフォーマンスが見れます。合わせてお楽しみください。

梅津庸一 Yoichi UMETSU
美術家 1982年山形県生まれ。主な個展に2014年『智・感・情・A』ARATANIURANO(東京)など。最近は『パープルーム』の運営もしている (twitter@parplume)
http://www.arataniurano.com/artists/umetsu_youichi/

岸井大輔  Daisuke KISHII
劇作家。1995年より、他ジャンルで追求された創作方法による形式化が演劇でも可能かを問う作品を制作している。代表作『P』『potalive』『文(かきことば)』『東京の条件』
kishiidaisuke.com

岸本佳子 Keiko KISHIMOTO
2009年より多国籍・多言語劇団「空(utsubo)」主宰。東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得満期退学。米国コロンビア大学芸術大学院(MFA)ドラマツルギー専攻。翻訳に、ネイチャー・シアター・オブ・オクラホマ『ライフ・アンド・タイムズ- エピソード1』(静岡県舞台芸術センターSPAC主催)、ロジェ・ベルナット作『パブリック・ドメイン』(フェスティバル/トーキョー)等。東京大学・専修大学非常勤講師。芸創connect vol.7にて最優秀賞受賞(演出)。

清水穂奈美  Honami SHIMIZU
1987年、埼玉県北部生まれ。早稲田大学第一文学部演劇映像専修卒。高校演劇、大学演劇サークルを経て、東京小劇場の演劇作品等に出演している。近年、気功や太極拳等をかじり始める一方、昨年度からSTスポット主催「民俗芸能調査クラブ」に参加。“身体”に焦点をあてながら、「俳優という視座からの創作の可能性」を探っている。

萩原雄太 Yuta HAGIWARA
1983年、茨城県生まれ。劇作家・演出家・フリーライター。2007年、演劇カンパニー「かもめマシーン」を旗揚げ。主な作品に愛知県文化振興事業団主催の「第13回AAF戯曲賞」を受賞した『パブリックイメージリミテッド』、STスポット共催の『スタイルカウンシル』など。2011年、福島県双葉郡の路上で上演した『福島でゴドーを待ちながら』は、米ウォール・ストリート・ジャーナル紙や、イタリア・ローマ演劇記念館の『Waiting for godot today?』にて紹介される。

藤城 嘘 Uso FUJISHIRO
1990年東京生まれ東京在住。画家・美術家。2007年(当時高校生)から、「pixiv」「tiwtter」等SNSを中心にインターネット上で作品を公開する美術作家・イラストレーター・学生など広くクリエイターに呼びかけ、オフ会的交流を重ねる。2009年春にmograg garageにて50人を超える参加者のグループ展「カオス*ラウンジ」企画を立ち上げる。以後毎年「カオス*ラウンジ」を開催している。2010年には黒瀬陽平と共同でより大きな企画を始め、「カオス*ラウンジ」ではキュレーターとしてだけでなくメインアーティストとしても活動している。

米子匡司 Tadashi YONAGO
音楽家。トロンボーン/ピアノ奏者。プログラマ。楽器やほかの道具を使って音楽を演奏したり、音を含む環境の制作や展示をしたり、音を扱う道具の制作(たとえば友人の家に玄関チャイムを作ったり)をしています。直接音楽を扱うこと以外には、CDや本やその他いろいろな物品を街中で販売するための自動販売機の製作と設置。人が見聞きした事とそれについて考えた事を書くための紙とウェブの雑誌[余所見]の発刊や、自分や友人や出会った人たちが過ごすためのスペースの運営をしています。グループワークとしては、SjQ(cubicmusic/HEADZ)、およびSjQ++メンバーとして活動。同グループに2013年アルスエレクトロニカ・デジタルミュージック部門優秀賞を受賞。

平倉 圭 Kei HARAKURA
1977年生。芸術理論/アーティスト。横浜国立大学准教授。作品に『ゴダール的方法』(インスクリプト、2010、第二回表象文化論学会賞受賞)、《ピカソ他を分解する(部分的に遮蔽された)》(パフォーマンス、Take Ninagawa、2015年)ほか。雑誌等での執筆多数。

クリス・グレゴリー Christopher Gregory
カリフォルニア大学バークレー校東アジア言語文明学研究科博士課程。近代・現代日本演劇研究者。2015年2月から2016年2月まで、国際交流基金の博士論文執筆者フェオローシップで、早稲田大学の研究員として東京に滞在。近年、国際パフォーマンス・スタディーズ学会(PSi)で唐十郎の『特権的肉体論』(PSi上海・2014)と萩原雄太の『福島でゴドーを待ちながら』(PSi東北・2016)について発表を行った。その他の場で、「2015年安保と演劇」や遊園地再生事業団の『トータル・リビング 1986-2011』などについて、発表を行った。演劇以外に、前衛芸術全般に関する研究を行い、2014にカリフォルニア大学バークレー校で『溶解する境界線とユートピア的身体:芸術宣言や小説に於ける大正時代未来派』という修士論文を完成。現在、アングラや小劇場演劇に重点を置いて、日本の近代・現代演劇論に於ける身体・肉体について、博士論文を執筆。