展示・パフォーマンス|★週イチ平倉圭セッション[異種を折りたたむ]
週イチセッション「体の外で考える|異種の折りたたみ篇」(平倉圭)参加者による展示・パフォーマンス。人間と非人間からなる異種をひとつに折りたたむ技=アートの理論的+実践的な探求を形にし、それについて言葉で話します。
参加者:稲場拓也/小山友也/佐野友美/田邊裕子/中村ゆい/山本浩貴+h/渡辺賢一郎/平倉 圭
– 作品内容 –
スケッチブック|稲場拓也[unfold]
インスタレーション|小山友也[元にもどす]
パフォーマンス|佐野友美[人と金属とその他うんぬん]
※パフォーマンス随時
パフォーマンス|田邊裕子[ものがたりの自由研究 1 『待つ』]
13:30- 1時間間隔で短編を上演(1回10分前後)
19:00- 総集編を上演(40分前後)
その他 展示常設
展示|中村ゆい[着るを記述する]
展示/詩|山本浩貴+h[つよいありんこ]
パフォーマンス|渡辺賢一郎[対から独立することで述語を失った時間はいまやきざみ、数えあげ、見おろすことなどできぬそれ自体の横溢として、迷宮そのものであると同時にシシトらそのものでもまたあった。完成された盲目は鏡を割り、自画像を燃やし、境界としての皮膚を剥いだ。]
『亜人』三宅誰男より引用 http://bccks.jp/bcck/118591/info
日程:2016年1月30日(土)開場:13:00〜
一般:1,000円(コーヒーつき)
稲場 拓也 Takuya INABA
1981年生まれ。2005年Notthingham Trent University, Performance and live art course卒業。映画を学ぶために映画美学校に通う。
小山 友也 Yuya KOYAMA
1989年生まれ。2015年東京造形大学大学院修了。コミュニケーションの中の要素をいろいろ引き出したり差し引いたりして作品を制作。また東京造形大学内にある学生が運営するスペースCSLABにスタッフとして常駐している。
主な展覧会に「鉄道芸術祭vol.5」アートエリアB1/「LEAVING ALONE SOMEBODY WHO YOU DON’T GET.」Art Center Ongoing/出張blanClass @Art Center Ongoing[手さぐりの手巻き寿司パーティー] /「Search&Destroy」東京造形大学/「出張blanClass」AAG+森田浩彰[from Student night]AIT 森美術館など。
http://koyamayuya.tumblr.com
佐野 友美 Tomomi SANO
1971年生まれ。大学で社会福祉を学ぶ。車椅子やストレッチャー利用の重い心身障害を持つ人達との出会いから、異種との関わりについて気になる疑問を持つ。
田邊 裕子 Hiroko TANABE
書物、身体、集団の三点で、ものがたりを探り究める。
中村 ゆい Yui NAKAMURA
日常における「衣服を着る」行為や感覚に注目し、その記録と記述を通じて、ファッション論とは異なる角度
山本 浩貴+h Hiroki YAMAMOTO+h
1992年生。言語表現、レイアウト。「いぬのせなか座」共催。制作物に「新たな距離 大江健三郎における制作と思考」(『いぬのせなか座 1号』)、「puffer train」(第56回群像新人文学賞最終候補)、「『二百年の子供』」(『早稲田文学』6号)など。
渡辺 賢一郎 Kennichiro WATANABE
1973年生
会社員
平倉 圭 HIRAKURA Kei
1977年生。芸術理論/アーティスト。横浜国立大学准教授。作品に『ゴダール的方法』(インスクリプト、2010年、第二回表象文化論学会賞受賞)、《ピカソ他を分解する(部分的に遮蔽された)》(パフォーマンス、Take Ninagawa、2015年)ほか。雑誌等での執筆多数。