ワークショップ|河口 遥[あなた]
相手の首に手をかけるというセクシャルであり暴力的でもある行為を通じて、相手を観察し、感じ、そして言語化する。そのようなやり取り(対話)のあとで、その相手のために料理(サンドイッチ)を作って振る舞い、食べる。食べるとき、終始感じるのは料理の味ではなく、相手への感情を剥き出しにした自分。
1.開始時間が来たら(19:30 頃)、控え室から、ワークショップをする隣室へお客さんが移動する。
2.(暗い部屋。照明はひとつ。椅子がまちまちにある。)河口による、ワークショップの説明。(マイクをお借りしたいです。)
3.ワークショップ開始。お客さん達が二人一組になり、互いの首に手をあてがいながら、会話をする。(20分ほど。)河口が時間がきたことを告げてその行為が終わる。
4.(照明を投光器に変える。少しだけ2.3.の状態より明るい。)河口が声がけをしてお客さんと机を組んでテーブルをつくり、椅子を並べなおす。部屋の中央に集め、みんなで一つのテーブルを囲めるようにする。部屋の窓側に用意しておいたサンドウィッチの材料から、お客さんたちが先ほどの相手のために、それぞれサンドイッチをつくる。全員で楽しく会食。できたら、この場で先の行為の感想をお客さんから教えてほしいと思っています。(およそ一時間ほど)ほどよい頃に、河口が時間がきたことを告げ、ワークショップが終了する。
日程:2013年5月11日(土)
開場:19:00 開演:19:30
一般:1,000円 学生:800円
※軽食:参加者みんなでつくったサンドイッチ
河口 遥 Haruka KAWAGUCHI
1985年生まれ。2010年 武蔵野美術大学造形学部油絵学科卒業。個展に、2012年「そんなにロマンチックな目つきをするな。」(22:00画廊・東京)。グループ展に、2012年「開館記念展示~青梅ゆかりの名宝展」(国立奥多摩美術館・東京)。2012年5月より、東京都小平市にて22:00画廊(http://2200gallery.com)を運営している。
http://2200gallery.com