アクション|吉川陽一郎[卓上ピラミッドの造り方]
ストーリーはなく、身体そのものを見せるのでもなく、短い言葉を身体でなぞる。そのアクションが次のアクションをひきだす。アクションは言葉となって私に帰ってくる。初めて出会うように。言葉は繋がり、そしてまた次のアクションへと繋がる。
私が、よく見える、見える、よく見えない、少しだけ見える、見えない、といった様々な状態で、テーブル上にある100個くらい(未定)の金属のサイコロを動かし続けます。私の手とサイコロの関係が見えていること、見えていないことによってどの様に変化するのか? 見ること以外で、物事を発見することはできるのか? 挑戦してみたいです。
日程:2013年4月13日(土)
開場:18:00 開演:19:30
一般:1,200円/学生:1,000円
※軽食:春にんじんの塩もみ、たけのこご飯
吉川陽一郎のパフォーマンスでは、いつもミニマムな自製のツールが使われているが、今回はもう少し大掛かりな装置に進化しているようだ。変化し続ける吉川の最新のアクションを見よ!([blanClass +mail vol.181]より)
吉川 陽一郎 Yoichiro YOSHIKAWA
-1955年宮崎県生まれ。1980年多摩美術大学彫刻学科卒業。1996年〜2002年Bゼミスクーリングシステム講師。2001年〜2007年、武蔵野美術大学造形学部彫刻学科非常勤講師。2007年〜多摩美術大学彫刻学科非常勤講師。主な発表に「現代美術の最前線」(ギャラリーパレルゴン・東京・1982)「神奈川アート・アニュアル」(神奈川県民ホールギャラリー・1988)「視ることのアレゴリー」(セゾン美術館・東京・1995)、「Primary Field」(神奈川県立美術館葉山・2007)「GARDENS」(神奈川県民ホールギャラリー・2013)などがある。
[laterna-magika] http://www.ab.auone-net.jp/~yoshikaw
facebook: http://www.facebook.com/youichiro.yoshikawa