小林あんぬ企画[ラ・フォトグラフィア・デ・アンヘリート(天使の写真)展]
写真発明直後から、ヨーロッパ、アメリカ、ラテンアメリカなどで撮影された死者の写真。メキシコでは特に、子どもの死者の写真が撮られていました。19世紀末ー20世紀初頭に撮影された、「小さな天使(アンヘリート)」とも呼ばれる死児の写真を展示します。写真についてのトークも行います。
展示:2013年2月15日(金)─ 17日(日)
12:00-19:00 入場無料
トーク:2月16日(土)
小林あんぬ(写真文化論)+ 新井 卓(写真家)
開演:19:30 一般:1,000/学生:¥800
軽食:インゲンのごま和え、イカチップフライのサルサソース
小林 あんぬ Annu KOBAYASHI
写真文化論・メディア社会学。1980年生まれ。早稲田大学文学研究科社会学専攻博士課程修了。2006年-2007年日墨交流計画にて渡墨。メキシコの死者の記念写真の一形態である「死児写真」をテーマに研究を行っている。論文「死児の写真を撮るということ」2009年『早稲田大学大学院文学研究科紀要 第55号』、研究コラム「写真を撮る/見るということ メキシコ・死児の写真の事例から」(伊藤守編『よくわかるメディア・スタディーズ』 2009 ミネルヴァ書房)他。現在、東京総合写真専門学校講師。
新井 卓 Takashi ARAI
写真家。1978年神奈川県生まれ。写真黎明期の技法・ダゲレオタイプ(銀板写真)を独自に習得し制作活動を展開。内外の美術館、ギャラリー等で作品を発表しつづけている。