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吉本伊織

アウフヘーベン-絶句から絶景

2012.08.04

講演会パフォーマンス|吉本伊織[アウフヘーベン-絶句から絶景]

吉本隆明著『言語にとって美とはなにか』は画家・諏訪直樹にとってナニか。「既成の言語に対する、憤りと畏怖と沈黙と虚無と挑発。それからどう手をうごかすの? それから先は?」ということを考えている作品です。作品自体は講演会とそのためのステージセットで構成されます。むづかしくありません。

日程:2012年8月4日(土)
開場:18:00 開演:19:30
一般:1,000円 学生:800円

2012.08.04 吉本 伊織 Iori Yoshimoto blanClass

※軽食:インゲンのナムル、椎茸の煮たの、ほうじ茶で炊いた茶粥


「孤独の大河」という、独特の巷談口調のパフォーマンスや独り語りの演劇風パフォーマンスを展開してきた吉本伊織だが、今回は講演会パフォーマンス。「真偽」や「演技」も抱えたまま、しかし誠実に画家・諏訪直樹の表現を考察する。([blanClass +mail vol.143]より)


吉本 伊織 Iori YOSHIMOTO
1978年富山県生まれ。2001年BゼミLearning system 理論専修生。2002年「海の向こうより山の向こう展」(旧西塩田小学校・長野県)企画運営。2010年「神奈川県美術展」神奈川県立近代美術館賞受賞。個展・パフォーマンスに、「すき景」(ココラボラトリー・秋田・2009)、「キレギレ」(blanClass・2010)、「佳景」(ココラボラトリー・秋田・2011)、「鉛と墨」(nitehi works・神奈川県・2012)、「アウフヘーベンー絶句から絶景ー」(blanClass・2012)、「ケガレトヒジリ」(Tur als Holz von neben Strand・2012) など。ほかに、野外展「Art Plant」(狭山丘陵・東京・2009,2011)BankARTスタジオインアーティスト2010参加。「めまい/たちくらみ」(森下スタジオ・東京・2011)舞台美術、「どんな手段をつかってもいいから風景をのこそうワークショップ」(ASIGARAアートフィスティバルにて・2012)などがある。主な収蔵先/神奈川県立近代美術館。

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