展示とトーク|鷹野隆大+秦 雅則 vol.1 [写真か?]
生きるうえで大切なことは何なのか。自分たちの日常は、どこから生まれ、どこに向かうのか。「壊れそうで壊れないこの社会」(鷹野)で、写真にできることは何なのか。ていうか写真って何?
昨年末に「写真分離派」を立ち上げ、写真の現状への問いを投げ続ける鷹野隆大と、今年3月に幕を閉じた企画ギャラリー「明るい部屋」の運営メンバーの一人で、写真の概念にアンチテーゼを投じる表現を放ち続ける秦雅則。写真の可能性を絶対的かつ相対的にとらえ、臨界点をさぐり続ける写真家の二人展&トークイベント。
第1回は、「自分のための自分の写真」をそれぞれ展示。隣にいる彼の人に、「自分の写真」はどれくらい伝わり、どれくらい届かないのか? 今回のトークイベントから生まれるものを次回に紡ぎ、全3回にて写真を全方位的に紐といて行く場を発信していきます。
企画・発案:鮫島さやか 協力:ユミコ チバ アソシエイツ/ツァイト・フォト・サロン
日程:2011年12月17日(土)
展示開始:18:00 トーク開始:19:30
入場料:1,000円
vol.2 [写真は?] 2012年3月17日(土)
vol.3 [写真の] 2012年6月16 日(土)
軽食:じゃがいもフライ、きのこスープ
全3回シリーズの特別企画。鷹野隆大と秦 雅則のワンナイト展覧会とトーク第1夜。企画の鮫島さやかが提案する「問い」をきっかけに、アーティスト、企画者、blanClassの三つ巴で、「写真の未来を」を考えていきます。([blanClass +mail vol.113]より)
鷹野 隆大 Ryudai TAKANO
1963年福井県生まれ。写真家。1994年から作品を発表し始める。2006年にはセクシュアリティをテーマにした写真集「IN MY ROOM」(蒼穹舎)で第31回木村伊兵衛写真賞を受賞。身体や性といったテーマの他、近年は都市にも興味を向けている。昨年、鈴木理策、松江泰治、倉石信乃、清水穣らと「写真分離派宣言 」を発表。
ユミコ チバ アソシエイツ http://www.ycassociates.co.jp
ツァイト・フォト・サロン http://www.zeit-foto.com
写真分離派宣言 http://www.nadiff.com/news/bunriha_gallery.html
秦 雅則 Masanori HATA
1984年福岡県生まれ。写真家。2008年に写真新世紀グランプリを受賞。2009年に2年間限定の企画ギャラリー・明るい部屋を設立。主な個展に、「幼稚な心」(東京都写真美術館/2009年)、「明るい部屋」(明るい部屋/2011年)、「埋葬」(新港村/2011年)など。主なグループ展にソウルフォト2010(Coex/ソウル/2010年)などがある。
http://hatamasanorihata.ganriki.net
企画ギャラリー・明るい部屋http://akaruiheya.info