ダンス|池宮中夫ソロダンス[FuBitrítt|足どりみどり]
足どりみどり
歩かなかった
棲息
しなみ
言葉が突き動かされて奮え
口を吐いてゆらす足揺らめく
夕映えの欠けたグレーを繙き
張りわたした身体
接吻
グリーンの足跡 歩調映える
答える 応じる 足音溢れ出て 残り 止メル
葉っぱをはやす言語に成る
あしつきはどこまでもやさしい
明日という過去や現在を、まだ来ていない未来を
無方向の中で
フーストュリットながれる
照明:豊永恭子/音響:熊谷乃理子
日程:2011年11月26日(土)
開場:18:00 開演:19:30
一般:2,000円/学生:1,500円
※軽食:えびせんと、トマトスープ
池宮中夫ソロダンス、昨年7月以来2度目の登場。「踊るだけでは表現にならない、そこに場を立ち上げることが表現」と池宮氏は言う。場をつくるところから1週間かけて、土曜日の本番までに作品をつくりあげてゆく。([blanClass+mail vol.110]より)
池宮中夫 Nakao IKEMIYA
1959年東京都生まれ。1989年旧西ドイツにて多くの舞踊作家に学び、欧州各地、韓国等でソロ活動。1992年よりノマド~sの演出・振付。空間性の強い作品を特徴とし、劇場のみならず美術館や倉庫でも上演。1997年~2002年Bゼミパフォーマンス演習専任講師。ワークショップは、目黒区美術館、ケウォン美大(ソウル)、長崎県美術館、武蔵野美大、東京藝大など。現在多摩美大非常勤講師。