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いかれ帽子屋と三月うさぎ/金 正喜/小久保晴太郎/坂本 悠/菅野初音/時里 充

ステューデントナイト vol.4|next education

2011.07.02

ステューデントナイト vol.4[next education]

blanClass好評&定番企画、現役学生によるステューデントナイト第4弾!
今回は6組が参加。学校を離れて他流試合をしていただきます。
※この企画は当初3/26に開催する予定を延期しておりました。一部変更はありますが無事開催する運びとなりました。

いかれ帽子屋と三月うさぎ(秋山早紀/岩田諒子)[メルシーごはん](多摩美大・油画専攻)
金 正喜[The Wall](東京綜合写真専門学校)
小久保晴太郎[音と映像のためのコンポジション 第一番](日大芸術学部・映像コース)
坂本 悠[2/Twice](東京造形大・インダストリアルデザイン専攻)
菅野初音[シャチの唄](東京造形大・絵画専攻)
時里 充[M2M “SHIRITORI20110326″](多摩美大・情報芸術コース)

日程:2011年7月2日(土)
開場:15:00 開演:16:00
入場料:700円

いかれ帽子屋と三月うさぎ(秋山早紀/岩田諒子)[メルシーごはん]
自身の造語である、nomanner【ノーマナー】:今ある常識や決まり、規則、作法を自己流に変えた、その場そのものをより良くする為に行う立ち振る舞い。をコンセプトとし「食」をテーマに映像制作をしています。今回の題材は誰もが一度は見たことがあるであろう料理番組。私達にはそこでの当たり前のことが逆に不自然に感じます。その部分に着目し制作しました。

金 正喜[The Wall]
朝、目が覚めると部屋という狭い空間に、世界との全てのコネクションを遮断されて全宇宙に自分しか存在しないかのような不思議で、少し恐い気持ちによくなります。これは私だけなのでしょうか。これこそ現代人の孤独の症状のひとつなのでしょうか。パフォーマンスを通してみんなと共有、考えてみたいと思います。

小久保 晴太郎 [音と映像のためのコンポジション 第一番](日大芸術学部・映像コース)
私は、私が作曲した曲を演奏します。今回、このプロセスをコンピュータで処理し、音と映像として出力します。そのなかで起こる相互作用からつくられる空間を共有したいと思います。

坂本 悠[2/Twice](東京造形大・インダストリアルデザイン専攻) 
CDなど記録メディアでは同じこと、音を安定してくり返すことができます。今では、時間や場所を選ばずに再生することができます。しかし、私達は同じ時間をくり返しているのでしょうか?また、私達は同じことをくり返すことはできるのでしょうか?今回、「一回性/二度起こらないこと」をテーマにし音楽をライヴパフォーマンスという形で考えてみたいと思います。

菅野初音[シャチの唄](東京造形大・絵画専攻) 
これは漁師の一家の伝言か?誰も彼もシャチの尻尾の下、死んでしまったのに。そしてうたの中、留まっている瞬間、あなたは何者なのか?そしてうたう私自身も考えるためうたおう。

時里 充[M2M “SHIRITORI20110326″](多摩美大・情報芸術コース)
コンピュータにインストールされているコミュニケーションソフトウエアのチャット機能、通話機能を使用しコンピュータ数台が自動的に「しりとり」を延々と続ける作品を実行したいと思います。どのような言葉が出てくるか分かりませんが彼らが「しりとり」を飽きずに延々と続けている姿を、皆で観察したいと思っています。

軽食:トマトそうめん

ステューデントナイト vol.4 [next education]
https://blanclass.hatenablog.com/entry/20110628/1309258470