小田桐 奨と中嶋哲矢によるユニット。共に1984年生まれ、静岡文化芸術大学空間造形学科卒。2007年よりL PACKとして活動をスタート。バックパックに詰めた最小限の道具と現地の素材を臨機応変に組み合わせた「コーヒーのある風景」をきっかけに、まちの要素の一部となることを目指す。2009年には横浜に仮拠点「L CAMP」を構え、廃旅館をまちのシンボルにコンバージョンする「竜宮美術旅館」（2010–2012・横浜）を運営、室内の公共空間を公園に変えるプロジェクト「L AND PARK」（2011–2012・東京）、みんなのアトリエ兼セカンドハウス「きたもとアトリエハウス」（2012–・埼玉）、ビジターによるビジターのためのスペース「VISITOR CENTERAND STAND CAFE」（2013・名古屋）、「定吉と金兵衛」（2018・フェスティバルトーキョー18）、「彫刻のある喫茶店「NEL MILL」」（2018・山形ビエンナーレ）、「 “E”についての設計（Scheme for the “E”）」（2016・あいちトリエンナーレ2016）、シキナミカズヤ建築研究所との共同プロジェクトによる日用品店「DAILY SUPPLY SSS」（2018 – ・横浜）などを展開。また各地のプロジェクトやレジデンスプログラム、エキシビションにも参加。
www.lpack.jp