アートイヴェントの打ち上げで偶然出会ったメンバー同士が後日集まって行った「泥沼トラベル」(2012年3月)を開始したことがきっかけとなり、滞在型のイベント「泥沼荘」などを経て、「人と人が集っている状態」をひとつの「コミュニティ」に見立てて考えるための活動として、トークイヴェント「Shiojiri Conversations#2」(CAMP、art & river bank主催。2012年、長野県塩尻市で開催)の参加をきっかけに「泥沼コミュニティ」に改称し、以後活動を継続。現在、女子美術大学大学院修了生を中心としたメンバーで活動中。2016年より、アサヒ・アート・フェスティバルに参加。「人と人が集っている状態」が親密になればなるほど、ある種の「ドロドロした関係」になると考え、「泥沼」というネガティヴな言葉で捉えることで、別々の思考を持つ個人が、バラバラな意思の元で集うこと(同じテーブルにつき続けること)の意味を模索する。参加した主な展覧会に、「ホーム/アンド/アウェイ」(アートラボはしもと、神奈川/solid & liquid MACHIDA、東京、2016)、「ご縁の描き方」(アートラボはしもと、神奈川、 2015)、「くまの古道美術展 in 紀伊長島 2015〜 アート、海の街で〜」(紀伊長島地区、三重県、2015)、「アラフドアートアニュアル2013」(土湯温泉町、福島、 2013)、「テント村」(art & river bank、東京、2012)、個展に「遠浅/泥沼」(女子美ガレリアニケ、東京、2013)がある。メンバー:榎本浩子(アーティスト)、沼下桂子(芸術表象)、萩原綾乃(アーティスト)。
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