★特別日曜セッション
リサーチ・フィールドワーク・検証|笠原恵実子[アメリカ先住民、大陸横断鉄道、そしてアメリカ現代美術 #3]

笠原恵実子による、2016年夏、40日間に渡って行われたアメリカ先住民を訪ねるリサーチ旅行の報告会を、10月にお食事会を兼ねてしていただきました。今回は同じテーマについて、今回は中村寛(文化人類学者)をお招きし、小林晴夫(blanClass)も加わって、対談形式で、このフィールドワーク&リサーチの検証を2週に渡って試みます。

先住民とアメリカとの歴史を辿るために始まった旅で、笠原氏は、先住の民族を排除してまで、アメリカが得ようとしたものを、一国の内政問題として捉えるばかりでなく、もっと広い歴史的な視野で捉え直すべきだという確信を得たと言います。またアメリカでの先住民の捉え方は、慈善的価値や博物学的価値までが絡み、単なる人種差別とは割り切れないものに映ったそうです。こうした実感を踏まえて、1950年代以降に起こった、一部のアメリカ現代美術とアメリカ中西部に埋もれた文化との深い関係を読み取ろうとする試みでもあります。

対談ゲスト:中村 寛(文化人類学者)/小林晴夫(blanClass)

日程:2016年12月11日(日)18:00~
入場料:1,600円(要予約・ドリンク別)

〈予約方法〉ご予約は前日までにご連絡をお願いします。なお定員に達した場合などお断りすることもございますので、あらかじめご了承ください。
〈タイトル〉アメリカ現代美術 #2 予約
〈本文〉1)日にち 2)氏名 3)住所 4)メールアドレス 5)参加人数
上記の内容でイベント前日までに以下のメールアドレスに送信ください。
こちらからの返信を持って予約完了とさせていただきます。
〈予約メール〉info@blanclass.com



笠原恵実子 Emiko KASAHARA
初期は身体を通じて女性と社会との関係性を考察する彫刻作品を制作。近年は、性別や宗教、国籍や言語など社会を規定する制度とその状況についてフィールドリサーチを行い、その記録を元に制度の曖昧性を示唆する作品を制作している。その手法は彫刻に留まらず、写真、ビデオやパフォーマンス、ドローイングなど多岐に渡る。国内外での個展の他にPARASOFIA(2015),横浜トリエンナーレ(2014),シドニービエンナーレ(2004),光州ビエンナーレ(2001)などで発表。
www.emikokasahara.com

中村 寛 Yutaka NAKAMURA
人間学工房の呼びかけ人/文化人類学者/多摩美術大学准教授。「周縁」における暴力や社会的痛苦、それらに向き合う文化表現、差別と同化のメカニズム、コミュニケーションなどのテーマに取り組む一方、「人間学工房」を通じてさまざまなジャンルのつくり手たちと文化運動を展開する。著書に『残響のハーレム――ストリートに生きるムスリムたちの声』(共和国、2015年)。編著に『芸術の授業――Behind Creativity』(弘文堂、2016年)。訳書に『アップタウン・キッズ――ニューヨーク・ハーレムの公営団地とストリート文化』(大月書店、2010年)。
http://www.ningengakukobo.com/
y-nakamura@tamabi.ac.jp

小林晴夫 Haruo KOBAYASHI
2009年blanClassを創立、芸術を発信する場として活動をはじめる。以来、毎週土曜日の夜に行っているLive ARTのほかに、月イチセッション、週イチセッションなどを企画運営している。編著に『market by market 12 – スカイホーク特集』(1997・マーケット発行)、『Bゼミ「新しい表現の学習」の歴史』(2005・BankART1929発行)がある。2009年「原口典之社会と物質」(芸術批評誌 REAR no.22)を執筆。2004年から2014年まで東京綜合写真専門学校非常勤講師、2012年から東京造形大学非常勤講師、2014年から女子美術大学非常勤講師、2015年から多摩美術大学非常勤講師。


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