★参院選ビフォアー&アフター2013
レクチャー&ワークショップ|蔵屋美香[戦うからだ]

いろいろときなくさい今日このごろ。では、かつて日露、日中、第一次、第二次といろいろな戦争が迫る中、当時の美術はこの空気をどんな風に捉え、表現してきたのでしょうか。「からだ」をキーワードに、トーク+からだを使った若干のワークショップで考えます。

今回は、日露戦争から第二次世界大戦にいたる日本の絵画作品を見ながら、まずはそこに描かれた身体の特徴についてディスカッションします。和田三造、古賀春江、熊谷守一、藤田嗣治、山下菊二といった作家を取り上げる予定です。屹立するポーズ、強くひねったポーズ、うなだれたポーズに横たわるポーズ、引き伸ばされた身体に押しつぶされた身体…観察とディスカッションが終わったら、みんなで実際にそのポーズを取り、身体のありようを実感してみましょう。最後に複数のポーズをつないで、1900年から1945年に至る身体の変化の流れをたどるところまでがんばって行きたいと思います。いわば、約50年の美術と戦争にまつわる歴史を、自分の身体を使って仮説的に組み立ててみる作業です。というわけで、動きやすい服装で来て下さい(もしご自宅にあれば、ヨガマットを持って来ていただけると楽かも知れません)。エクササイズ経験者歓迎!みんなでやれば恥ずかしくない、はずです。

日程:2013年7月13日(土)
開場:18:00 開演:19:30
一般:1,200円/学生:1,000円









「参院選ビフォアー&アフター2013」シリーズも終盤戦。東京国立近代美術館学芸員で、今回のヴェニス・ビエンナーレのキュレーターでもある蔵屋美香がblanClassに初登場! 近代、特に大正デモクラシーと括られた時代の日本の絵画におけるポージングをワークショップを交えながら、からだをつかって「戦うからだ」を考察します。([blanClass +mail vol.194]より)


蔵屋 美香 Mika KURAYA
千葉県生まれ。千葉大学大学院修了。東京国立近代美術館美術課長。おもな展覧会に「ヴィデオを待ちながら—映像、60年代から今日へ」(2009年、東京国立近代美術館 三輪健仁と共同キュレーション)、「ぬぐ絵画—日本のヌード1880-1945」(2011-12年、同 第24回倫雅美術奨励賞)、第55回ヴェネツィア・ビエンナーレ国際美術展日本館キュレーション(2013年、アーティスト:田中功起)など。おもな論考に「麗子はどこにいる?—岸田劉生 1914-1918の肖像画」(http://www.momat.go.jp/research/kiyo/14/pp6_25.pdf)など。

LINK
plan for [戦うからだ]|蔵屋美香(blanClass+column, 2013-07-09)


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