嵐の後にアンソロジー

 昨年度はいろいろと周辺の嵐に巻き込まれてしまった感のあるblanClass。嵐の後に気を取り直して初心に戻り、またノージャンルでさまざまなアーティストをおよびしたい。そこで今年度、特に力を入れようと思っているのが、結構身近に多いのに、なかなか来ていただけなかった絵を描く人々。画家によるワンナイトイベントは、画業に向き合う作業になるか? 絵画とは別のアプローチになるのか? 何人呼べるのか今のところは見当もつかないが、その内容には今から興味津々だ。
 そのほかにもいろいろと挑戦していきたいのだが、まずは、たまってきたアーカイブのなかから、2人の写真家、鷹野隆大と秦雅則が3回におよんで展開した対談をまとめた本と、多田正美(音楽家)、鈴木理策(写真家)を中心に何人かのアーティストが恊働して制作したパフォーマンスをおさめたDVDを発行する。そしてそれらの発表を兼ねてBankART miniに2週間の出張をすることにした。
 BankART miniでは鷹野隆大+秦雅則2人展を開催。関連のトークイベントや多田正美、中川敏光のパフォーマンスイベント、昨年末からはじめた拡張計画も一緒に出張(その間は井土ケ谷は完全休業)するので、出張全体がアンソロジー(撰集)になっている。 
 拡張計画でも毎週刺激的なお話しがそれぞれに展開していて、今後はこれらトーク&レクチャーシリーズも随時、文字化していけたらなぁと、思案している。

小林 晴夫
(2013.4-5チラシ掲載)


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